怒るって、何?上手な怒り方を知ってつらさから解放される方法

傷ついたり傷つけられたくないから
怒らないで我慢する


それ、怒ることの意味を知らないために
こんがらがっていませんか?

 

いきなりですが、問題です。

 

あなたは、今 個室で

私のカウンセリングを受けています。

 

そのとき、加納から

「どうして、そんなこともできないの?

ほんと、頭悪いよね。」と言われたら

どう思いますか?

 

まず、最初にビックリするでしょう。

 

カウンセラーのくせに

この人、何言ってんの?と

思うかも知れません。

 

ひどい!

失礼にもほどがある!

なんなのコイツ!

 

いろんな気持ちになるでしょう。

 

では、ちょっとだけ

この記事を

前に戻してください。

 

 

 

『そのとき、加納から

「どうして、そんなこともできないの?

ほんと、頭悪いよね。」と言われたら

どう思いますか?

———————————-

この隙間に

何か入る気がしませんか?

———————————-

まず、最初にビックリするでしょう。』

 

上の文章の隙間に入るのは

 

 「がーん!」とか

「ムカッ!」とか

「どよ~ん」とか

「ピキーン!」とか

「ぐにょぐにょ」とか

 

そんな、漫画でいうところの

吹き出し文字というか擬音的な

言葉にならない感情や気持ちを表す

そんなものが、先にあって

 

それから、ビックリして

 

ひどい!

失礼にもほどがある!

なんなのコイツ!

 

と考えるのではないでしょうか。

 

 

つまり、これを整理して書くと

次のようになります。

 

出来事(加納からの言葉)

 ↓

感覚(漫画の吹き出し文字)

 ↓

心理・身体状態(おどろき・ショック)

 ↓

思考(ひどい!などの言語表現)

 

 

ここで、もっとも注目したいのは

感覚です。

 

漫画の吹き出し文字の部分。

言葉じゃないところです。

 

あなたが日々、どれだけ考えても

その悩みの解決法が見つからないのは

ある大きな理由があります。

 

それは、

トラウマという感覚への刺激反応を

思考という理屈や理論で解決しようと

努力を続けていることです。

 

アダルトチルドレンは、

複雑性PTSDというトラウマ。

 

トラウマは感覚(生存本能への刺激)なので

思考で処理しようとしても無理。

 

トラウマというのは、もともと

生存本能への刺激によって起こる

感覚としての苦しみです。

(ストレス反応といいます)

 

感覚というのは、

味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚などの

五感から入ってきた

体(自分)の外からの刺激情報です。

 

これに対して、思考というのは

その感覚刺激を脳が受け取ったことへの

対処方法(自己処理)です。

 

つまり、

自分の外から入ってくることに対して

自分の中に解決方法を見つけようと

努力を繰り返しているのが

日々のあなたの状態です。

 

これが、あなたが日頃 勘違いしている

「人のせいにする」

「環境のせいにする」

「世の中のせいにする」という

認知(出来事の受け取り方)のパターンです。

 

自分でなんとかしなくては。

責任を取らなければ。

自分のダメさが露呈するのは怖い。

そう思い込んでしまう引き金です。

 

これ、ちょっと前知識として

覚えておいてください。

 

 

怒る」に話を戻しますね。

 

ある出来事に対して

 

「がーん!」とか

「ムカッ!」とか

「どよ~ん」とか

「ピキーン!」とか

「ぐにょぐにょ」とか

 

これが出たあとに

あなたが考えることって何ですか?

 

言い返す(攻撃する)か

平気なふりをする(逃げる)か

そのどちらかではないでしょうか?

 

攻撃する=闘争

逃げる=逃走

 

これは、人間の本能です。

 

交感神経による

思考・行動の選択になります。

 

では、人間はなぜ、

怒ると「戦う」か「逃げる」かを

瞬時に選択するのでしょうか?

 

それは、その状態から

自分の身を守るため。

生き延びるためです。

 

では、なぜあなたは怒るのか?

怒るって何をすることか知っていますか?

 

怒るというのは

自分自身の尊厳の確認作業です。

 

尊厳という言葉で

ピンとこないなら

プライドというとわかりやすいでしょうか?

 

安っぽい自意識やプライドと言う意味ではなく

人として生きているなら当然持っている

自分自身への尊厳や人権のこと。

 

人として扱われているという

対等な気持ちであったり

大切にされているという感じのこと。

 

それを、尊厳といいます。

 

あなたは、日常生活の中で

四六時中、この尊厳を踏みにじられています。

 

でも、怒りません。

 

だから、つらいのです。

 

そして、怒ったときに

相手に戦いを挑むか

なんでもないフリで逃げるしか

あなたは方法を知りません。

 

なぜなら、あなたの周りにいた

「怒る」をしていた人たちは皆

 

怒ったときは

反撃や攻撃をする人ばかりだったからです。

 

叱ったり、怒鳴ったり

ケンカをはじめたり

お酒を飲んで暴れたり

物を壊したり、ですね。

 

 

このため、あなたは

 

怒る=相手を責めること

 

そう学習してしまったのです。

 

そして、怒ると相手を傷つけたり

自分が傷つけられることになるから

怒らずに我慢しておこう!

 

その方法を選んだために

毎日、苦しい思いをしています。

 

では、どうすれば

そんなつらさから解放されるのでしょうか?

 

それは、ただ「伝えること」です。

 

相手の行為や出来事に対して

今、自分の尊厳が傷つけられる事実が生まれた。

 

私の尊厳が、プライドが、

人として大切にされるべき

当然の権利が

 

今、この出来事によって

傷つけられた、損なわれた。

 

そう感じている自分がいること、

 

心の中に

 

「がーん!」とか

「ムカッ!」とか

「どよ~ん」とか

「ピキーン!」とか

「ぐにょぐにょ」が生まれた。

 

それを、相手に正確に

冷静に伝えることです。

 

感覚への刺激を

相手に対して

感情で返そうとしてしまうのが

あなたのいつものパターンではありませんか?

 

「ひどい!」

「許せない!」

「文句言ってやらなきゃ気が済まない!」

 

戦闘モードですね?

 

これ、交感神経が

バリバリに逆だっているからです。

 

それだけ、あなたのトラウマが刺激されて

生きるか死ぬかの生存本能が刺激されるほどの強さで

出来事を受け取っているために、過剰反応してしまうのです。

 

いつもイライラ、ピリピリしていて

眠れなかったり、落ち着かなかったり

冷静でいられない状態のことを

「過覚醒(かかくせい)」といいます。

 

あなたの心の状態は

慢性的に「過覚醒状態」なのです。

 

だから、イライラして

怒りっぽくて

落ち着かない。

 

なぜ、過覚醒なのか?というと

トラウマへの刺激が落ち着く環境がないから。

 

そして、身を護るために

怒ることに過剰に反応してしまう。

 

それを繰り返す自分自身に

疲れ切っている。

 

それが、あなたの状態です。

 

 

次に怒りたい気持ちになったら

思い出してみてください。

 

あなたの尊厳を無視されたと感じたのは

何が原因か?

 

あなたの人としての当然の権利を

軽視されたと感じたのは

何によってか?

 

それに対する怒りを持つことは

あなたが我慢する必要があることなのかどうか?

 

怒ることと、相手を攻撃することは

まったく別の問題です。

 

あなたは、怒ると攻撃を

1セットで考えるから

こんがらがるのです。

 

攻撃を手放して

怒るだけを残してみてください。

 

その出来事に対して

あなたが感じた

その感覚への

 

「権利の正当性」

「怒る権利」

「大切な自分の人権」を

感じることができるでしょう。

 

それが、自尊心です。

 

怒ることの本当の意味を知ってくださいね。

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