アダルトチルドレンから回復するために必要な3つのこと

 

アダルトチルドレンから回復するために必要な3つのこと

アダルトチルドレンから回復するために必要な3つのことは

・知ること

・話すこと

・選ぶこと
 

 

私がアダルトチルドレンから

回復するためにしたことは

 

・知ること

・話すこと

・選ぶこと

 

この3つだけです。

 

今日は、これについて

一つずつお話ししてみますね。

 


 

 

知ること

 

自分の心の状態が

なぜ、できあがったのか

私という人間がなぜできたのか。

 

私は、これを自力で学びました。

 

なので、

ものすごく時間がかかったし

遠回りをしました。

 

私が自分の心と向き合い始めた頃は

 

グリーフという言葉も

トラウマという言葉も

マルトリートメントという言葉も

 

まだまだ、

世間に出てきていませんでした。

 

 

トラウマやPTSDという言葉が

一般に使われるようになったのは

阪神淡路大震災以降。

 

被災者への心のケアの必要性が

真剣に考えられ始めた頃です。

 

その後、東日本大震災があり

トラウマケアは、人間の日常生活に

必要不可欠なものとして

知られるようになりました。

 

阪神淡路大震災の際に

語られなかったことがあります。

 

それは、被災地で起きていた

性被害の事実です。

 

「避難所に乗せて行ってあげるから」

「お風呂に入れてもらえる

ボランティアがあるから送ります」

 

車で乗り付けた男性グループが

被災者女性に声をかけては

レイプを繰り返していたこと。

 

これにより自殺者も出ていたこと。

 

そうした情報は

世の中には、なかなか出てきません。

 

なぜかというと

「被害の事実を証明しにくいから」です。

 

真のトラウマというのは

その被害について

証明しにくい部分があります。

 

社会的にしっかりしている家庭だと

思われている家の中では

子供の心理状態が虐待と同様の

被害を受けていることは見過ごされます。

 

世間からは、

「お幸せね」

「うらやましいわ」と言われる家庭です。

 

酒乱の父親は、酔うと

母親には暴力・暴言を繰り返しますが

 

隣の奥さんには、

妻にしているのと同じことは

絶対にしません。

 

「酔っていたので覚えていません」

 というのは事実かもしれませんが

 

誰にはしても大丈夫で、

誰にはするとマズイか?

 

虐待とDVは似ています。

どちらも

「自分が悪かったから

こんな目にあったのだ」と

相手から思い込まされてしまうこと。

 

母親から嫌な思いをさせられるのは

自分に非があったからだと思ったり

 

自分がしっかりしていなかったから

今、こんなに怒られているのだと思ったり。

 

DV夫も虐待している親も

同じ理屈なのです。

 

「あなたのためを思って怒っているのだ!」

「私を不機嫌にさせたのはお前が悪い!」

 

そう思い込まされてしまうように

状況ができあがってしまうことです。

 

何が正しいかを決める力のことを

「状況の定義権」といいます。

 

その場で、もっとも力のある人や

支配的な立ち位置にいる人が

そこで起きていることを

「そういうことだった!」と

決めてしまう(定義してしまう)ことをいいます。

 

母親から

「あなたがしっかりしていないからでしょ!」と

言い切られてしまった子供は

自分に非がなくても、

そういうことにされてしまいます。

 

何か言おうとすると

「言い訳するな!」

「口答えするな!」と怒られます。

 

その後、お仕置きや折檻が始まるかもしれない。

 

おやつ抜き!

お小遣い減額!

無償の奉仕義務、などなど。

 

状況の定義権というのは

環境からの支配に繋がります。

 

子供が家庭内で

金属バットを振り回していたり

難病で看護が必須だったりすると

その環境は、子供からの親への支配になります。

 

支配は、服従を作ります。

 

これが「複雑性PTSD」が

子供の心に生まれる理由のひとつです。

 

が、子供には

それが善なのか悪なのか

わからないことがたくさんあります。

 

たとえば、その行為の意味や

結果を知らない子供にとっては

 

性被害は痛いことなのはわかるけど

それが、どういう意味なのかはわからない。

 

嫌だな、気持ち悪いなとは思うけど

それが、どういうことなのかは判断できない。

 

子供の心にトラウマが育つ過程は

そういうことです。

 

だから、あなたが大人になってから

「複雑性PTSD、トラウマが生まれた

根拠や原因を話してください」と

誰から尋ねられたとしても

 

自分で自分の身の上に

いったい何が起きていて

 

何が原因で自分の心に傷がついたのか

あなたには、説明できないことが

たくさんあるでしょう。

 

気がついたら、こうだった。

物心ついた頃には「生きづらかった」

 

トラウマって、そういうことです。

 

記憶がない。

原因が見つからない。

 

それは、家庭内で起こる

心理的な相関関係がわかる人と一緒に

ひとつひとつ紐解いてみなければ

わからないこともあります。

 

それが、知ること。

 

自分が生きてきた人生を

客観的に再確認すること

 

その環境で生きてきた人間の心は

どのような状態になるのかの

正しい知識や情報を得ること

 

これが、知ることです。

 


 

 

話すこと

 

アダルトチルドレンなどのトラウマで

生きづらさを抱えている人は

「話すこと」が、あり得ないほど苦手です。

 

これは、人付き合いが下手だからとか

対人スキルがないからという問題ではなく

 

あなたの心の中や頭の中が

自分を苦しめてきた環境や相手に対しての

憎しみや怒りのエネルギーが充満し過ぎていて

 

何を受け取っても、

被害にしか感じられない状態になっているからです。

 

いってみれば、手負いの虎でしょうか。

 

傷に触れられそうになると

吠えたり、相手を威嚇したり

攻撃したりしてしまう。

 

あるいは、

傷に触れられることを恐れて

巣穴に逃げ込んで出てこない状態。

 

「信じられない!」

 

あなたが、そう感じる瞬間です。

 

「人の気も知らないで!」

「何も知らないくせに!」

 

そう感じる瞬間です。

 

話したところで父親の酒乱が消える訳でも

母親の愚痴攻撃から解放される訳でも

仕事が見つかる訳でもない。

 

人に話したところで

恥をかくだけで

理解を得られず失望するだけで

そういうことは、もうウンザリだと

そこから出てこられない状態。

 

どうせ、また傷つけられるだけだから。

 

そう感じてしまう瞬間。

 

 

そこから出て

「誰かに話を聞いてもらおう」

「私の話をしに行こう」

 

そう思わない限り

永遠にアダルトチルドレンは回復しません。

 

私が、そうだったから。

 

私の場合は、なぜ話したのか?というと

カウンセリングの勉強をする中で

自己開示を散々

ロールプレイの中でさせられたから。

 

自分について話す練習を

とことんさせられたからです。

 

ど素人の同僚相手に話しても

なぜ、不安にならなかったのか?というと

そこには「立会人」がいたから。

 

私が同期に話している様子を

見守っていた、他の同期がいたり

指導してくれていた先生の存在があったから。

 

守られている安全な環境で

安心して自分の心の奥に押し込んだ

気持ちや思いや苦しさを語れる時間を

手に入れることができたから。

 

そこから、私はいっきに変化し始めました。

 

自分の中の溢れ出るような気持ちや

こんな気持ちをぶつけたら

その勢いで相手を壊してしまうのではないか?と

恐れていたことや

申し訳ないと感じていたことが

 

ウソのように、スルスルと流れていきました。

 

それは、荒れ果てて枯れた地面に

ものすごい勢いで濁流が流れるような

そんな感じでスタートして

 

それでも、いつの間にか

少しずつ流れの勢いが緩やかになっていて

気がついたら、澄んだ水の流れる

静かな小川になっていた。

 

濁流の勢いで

その流れの先にあるものは

みんな木っ端微塵に

破壊し尽くしてしまうのではないかと

 

そう思っていたのは、自分だけでした。

 

流したところで何も変わらなかった。

 

私の苦しみや悲しみの勢いなんて

世の中にとっては

なんでもないことでした。

 

迷惑をかけてしまうと思っていたことは

「そんなことが迷惑だと思っていたのか」と

呆れられたり、笑われたり。

 

これ、安心できない環境でしたら

ただの侮辱に感じたと思いますが

 

安心できる環境で、これをすると

 

「そんなことで悩んでいたんだね」と

笑われることが、

とても受け入れてもらえた気がして

安心できて

力が抜けて楽になれた経験でした。

 

そうだったんだ。

そりゃ、シンドかったよね。

 

そう笑ってもらえた。

ああ、やっとわかってもらえた。

理解してもらえた。

受け取ってもらえたと感じた瞬間でした。

 

私のサロンの場合は

この辺りの経験は

ACグループカウンセリングに

参加された方は、

生で体感されていることと思います。

 

それが、話すということ。

 


 

 

選ぶこと

 

先ほどの「知ること」の中でお話しした

「状況の定義権」を思い出してください。

 

これは、

他者から決められた状況の定義を

受け取らされていた状態です。

 

両親の夫婦げんかや

理不尽な状況を押し付けられて

それを引き受けなければ

ここにいる資格はない!と

思い込まされていた状況でしたね。

 

人に自分について話したことと

自分の心ができたプロセスについての

正しい知識や情報が手に入ると

 

あなたは、安心して「選択」することが

できるようになります。

 

選べないのは

承認欲求があるから。

 

それを選んで良いですよと

思わせてもらえないと不安になる

心のシステムがあなたの中にあるからです。

 

自信がないから選べないのではなく

選んだ結果に

責任を取らなければならないと思っているから

いつまでたっても選べないのです。

 

超能力者じゃないんだから

選んだら、こういう結果になる!なんて

断定できることなんて

この世に一つもありません。

 

「この人と結婚したら幸せになれる!」と

そう思って結婚したのだと思いますが

 

それでは 今、幸せですか?

 

あのセミナーを受けたら

幸せになれる!と思っていたのに

幸せになれなくて

この記事を読んでいるのはなぜでしょう?

 

セミナーが悪かったから?

講師が下手だったから?

あなたの理解度が低いから?

 

あなたの思考パターンは、ここが問題なのです。

 

今の結果が出た理由や根拠を決めて

それを選択した(したいと思った)自分に

ガンガン攻撃をかけている。

 

相手を責めたり、自分を攻撃したり。

 

忙しいですね。

 

ここで、することは

そんな「誰のせい?」問題じゃありません。

 

望んだ結果ではないのなら

選んだことの結果に納得がいかないのなら

そのあと、どうするか?

 

それが、選択です。

 

コーヒーと紅茶と、どっちがいい?と聞かれて

コーヒーを選んだらマズかった。

 

そうすると

「こんなマズイコーヒー出すなんて!」とか

「こんなコーヒー頼まなきゃ良かった!」で

思考がストップしてしまい

 

相手か自分を責めているのが

あなたのいつものパターンですね?

 

そこじゃなくて

コーヒーがマズかったのなら

違うもの選び直せばいいじゃないですか?

 

コーヒーがマズかったから

紅茶もマズイに違いない!と

投げやりになっているかもしれません。

 

でも、そこも違うかな?

 

別の店に行ったらいいだけじゃないですか?

 

これも、選択です。

 

あなたは、なんだかんだと

文句をいったり、

自分を悲観することには熱心だけど

 

結局のところ

状況を定義通りに受け取ることに

居とどまっているのです。

 

「あ〜、いやだいやだ!」

「また、いやな思いさせられた!」と

状況を丸ごと引き受けることに

居続けているのです。

 

なぜなら、それが一番慣れたことだから。

 

安心できるから。

 

自分がイヤな思いをすることで

その先を選択する必要がなくなるから

想定できない状況に自分を置くことの不安に

さらされずに済むから。

 

なぜ、不安なのか?は

自信がないからではなく

守ってくれる人がいないから。

 

なぜ、守ってくれる人がいないのか?というと

あなたが苦しんでいることを

知っている人がいないから。

 

なぜ、知っている人がいないのか?というと

あなたが話していないから。

 

なぜ、話していないのか?というと

知識や正しい情報がないから

 

それは、全部自分のせいだ!自分が悪い!

 

そう思い込んでいるから。

 

知る・話す・選ぶ

 

あなたが考えている

「自由」「楽」「解放」というのは

違う言葉を使って一言で言うなら

 

臨機応変 です。

 

 

臨機応変。

柔軟性。

 

あなたのもっとも苦手なことです。

 

逃げだとか卑怯だとか思い込んでいる、心のしなやかさです。

 

 

本を読むだけでも

知識や情報は得られますし

自分で選んで選択する練習はできますが

話すことだけは一人ではできません。

 

大勢の人と少しでもたくさん

安全な環境で

安心して話す努力をしてください。

 

話すことに怠け者な人は

永遠に今の場所から動けません。

 

それだけは、確かなことです。

 

 

あなたにとって安心して話せる場所や相手を

スラスラと8人名前を出せるまで

頑張ってみてください。

 

それで、未来は開けます。

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