あなたの心が傷付きやすいのはなぜ?どうしたら治せるのか?

あなたは、人と話していて

「ひどい!そんなこと言わなくたって!」と

傷つくことが多くありませんか?

 

今日は、そんなあなたが

なぜ、他の人よりも

傷付きやすくて

心が反応しやすいのかをお話しします。

 

最近、HSP(はいセンシティブパーソン)という

言葉が流行していますね。

「生まれつき過敏な私」という概念です。

 

が、あなたの状態は

HSPではありません。

 

アダルトチルドレンやHSPという言葉に

たどり着いたときは

「ああ、私は、これだったんだ!」と

目の前がサーっと明るくなったような

救われたような気持ちになったことと思います。

 

こうした、自分の状態を

何らかの病名や概念に結びつけて

考えられるようになることを

自己規定」といいます。

 

自分の状態を規定できた

「私は、●●なのです」と

自分で自分を説明できるようになった

その状態のことをいいます。

 

自己規定ができると、何があるのか?というと

自分で自分を許すことができるようになります。

 

「ああ、私は●●だったから××なのだ」

というように。

 

例えば、

「私はHSPだから、こんなに傷付きやすいのだ」

と説明がつくと、どんな気持ちになりますか?

 

おそらく、「救われた気持ち」になるでしょう。

 

言い方を変えると

不可抗力だったと思える。

自分のせいではなく、仕方ないことだったのだ。

自分が悪かったのではなかった。

 

自分に対する責任から解放されたような

そんな安堵感に襲われるのではありませんか?

 

そして、自己規定が終わると

今度は、その状態に自分がなったことへの

原因探しが始まります。

 

そして、育った環境のせいだったり

母親との関係性の影響だったり

家族内の問題だったことなどに

思い当たることが出てきて

 

なんて不条理だったのか

なんて割の合わない人生だったことか

ひどい話だ、と思うようになり

 

その環境を作った人への

攻撃的な感情が生まれてきます。

敵視するようになるのですね。

 

たいていは、母親や父親への

憎悪感情が出ることが多いでしょう。

 

で、毒親とか、虐待とか

そうした概念の中で

自分を不幸にした人たちを

恨み呪いながら取り返せない人生を

悔いながら生きる。

 

これが、自己規定以降の

気持ちの流れになっています。

 

さて。

では、ここで「自己規定」と

傷付きやすい心が

どう関係があるのか?ということですが

 

あなたの心の回復は、

「自己規定」した状態でフリーズしています。

 

自分が悪かったわけではなかった。

そうなるべくしてなっていたのだ。

原因や根拠があったのだ。

 

そこまででストップしてしまっているのです。

 

なぜ、この状態でストップしてしまうのか?というと

「もう自分のことはわかった!」と

解決策ばかり探し始めるからです。

 

例えば、あなたが

自分がHSPやアダルトチルドレンだと気づいたあと

どんな行動をしたか覚えていますか?

 

webの中で、

HSP、アダルトチルドレンという

キーワード検索をかけて

たくさんのブログや情報を読みあさったはずです。

 

そして、Amazonや書店のリンクをたどって

そうした心の問題の関連書籍を買っては

読みあさったはずです。

 

そして、その度に目からウロコで

「そうだったのか!」

「そうだったのだ!」

「やっぱり!」

「へー!」と

毎日が気づきの連続で

 

とても明るい将来が見えてきた気がして

ワクワクして交感神経がヒートして

ちょっとした興奮状態になっていたことでしょう。

 

そして、次に向かうのが

心理セミナーや回復講座など。

学びの場へと自分を向かわせる。

 

そうすると、似たような悩みを持った人たちがいて

優しい講師の先生がいて

自分も学びの中にいる、ちょっと良い気分で

何だか、どんどん元気になっていく自分を感じて

 

すごいすごい!

これで私も幸せになれる!と

ワクワクすることでしょう。

 

でも、その興奮状態にひと段落すると

あなたは、気づくのです。

 

「あれ?やっぱり私、寂しいままだ」って。

 

そして、セミナージプシー生活や

より学びを求めてカウンセリングスクールなどに

通い始めてしまうようになります。

 

学びについては、大いに有意義なので

別に否定はしませんが

 

そこに心の回復を求めているのなら

いくら学んでも最終的には

心は元気になりません。

 

それは、なぜか?というと

傷付きやすいあなたの心の回復にとって

最も大切なことは

気配」と「雰囲気」だからです。

 

気配と雰囲気というのは

誰かと一緒にいるときに感じたり

受け取ったりする

 

空気感だったり、

その場に流れている場の色合いです。

 

あなたの心が傷付きやすいのは

過去の人生経験から受けた

トラウマ記憶」が原因です。

 

トラウマ記憶についての

専門的な記述は、別記事にしましたので

ご興味のある方は、そちらを読んでみてください。

 

続きを書いていきますね。

 

「トラウマ記憶」への刺激を緩和するために

必要なことは

新規の安心・安全経験の上書きの継続です。

 

つまり、脳に新しい安心できる環境経験を

学習させてあげなければなりません。

 

これは「気配」や「雰囲気」などの

感覚情報」からしか

得ることができないものなのです。

 

では、何をしたら良いのか?

それは「人と接すること」です。

 

でも、あなたはおそらく

かなり強度の

対人不安や人間不信のはずです。

 

人と一緒にいて

安心できるわけがない。

いつも気を使って疲れ果てているはずです。

 

では、どうしたら良いのか?

 

カウンセリングを受けること。

カウンセリングで自分の気持ちを

安心してひたすら話すことです。

 

このカウンセリング手法を

ナラティブアプローチ

ナラティブセラピー」といいます。

 

安心して誰かに自分の気持ちを話すこと。

今まで、どんなにつらかったか。

どんなに悲しかったから。

どんなに悔しかったか。

どんなに怖かったか。

どんなに腹立たしかったか。

 

それを、心ゆくまで話すことです。

自分の物語(ナラティブ)を

話すことで得られる

気配や雰囲気の中から

新規の安心・安全経験を

脳に再学習させていくのです。

 

これが、あなたの傷付きやすい心が

回復するために最も重要な

最初のプロセスです。

 

カウンセリングで、

電話やオンラインもありますが

私は、あまり推奨しません。

 

なぜなら、電話やオンラインは

視覚と聴覚以外は刺激されないから。

 

五感のうちの2つしか刺激されないので

ないよりはマシですが

感覚記憶としては不完全です。

 

やはり、カウンセリングは

対面が望ましいでしょう。

 

その方が回復も早いのです。

 

トラウマについての

専門的な知識のあるカウンセラーから

ナラティブアプローチを受けること。

 

それから、段階を踏んで

心についての学習や真実の自己理解を

進めていくと良いでしょう。

 

あなたにとって最も必要なことは

人と一緒にいる安心を脳に学習させ続けることです。

 

それだけで、

あなたの心の傷付きは回復します。

 

そんなの信じられない!という方は

ぜひ、ナラティブアプローチの受けられる

カウンセリングを経験してみてください。

 

その意味がわかります。

 


 

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