アダルトチルドレンからの回復に時間がかかる人の3つの特徴

「アダルトチルドレンからの回復に

時間がかかる方の3つの特徴」について

お話してみたいと思います。

 

3つの特徴。

1.素直になれない

2.自分を真っ直ぐ見られない

3.良い子の仮面を脱げない

 

ひとつずつ、お話しますね。

 

 

1.素直になれない

 

「素直になれない」の意味は

「自分の気持ちに正直じゃない」ということ。

 

具体的には、

話の主語が「私」になっていない人です。

 

「子供を傷つけたくないので」

「母親が自分を押し付けてくるので」

「職場の人が自分勝手で」

 

これらの主語は、「私」ではなく

「相手」ですね?

 

「子供を傷つけたくない」というより

子供を傷つけることで生まれる結果から

自分が受け取るだろう何かが嫌なのですよね?

 

「母親が自分を押し付けてくるのが嫌」というより

それを受け入れてしまっている自分が嫌なのですよね?

 

「職場の人が自分勝手」なことが嫌というより

相手にそれを伝えられない自分が嫌なのですよね?

 

アダルトチルドレンで悩んでいる方の

カウンセリングをしていると

語られる話に大きな特徴があります。

 

「自分を主語にして話せない」のです。

 

これは、長い年月の間に

「まず相手ありき」でしか

物事を考えることができない環境や経験が

あまりにも頻繁に繰り返されたために

 

相手(対象)から思考をスタートさせる

考え方のクセ(習性)が

身についているからです。

 

その結果、相手が主語のまま

頭の中で考えているので

どんどん「自分」が失われていきます。

 

「自分がない状態」で

グルグルと考えてしまっている。

 

これは、実際の対話でも同じです。

「IメッセージとYouメッセージ」

「私は、〜〜」から始める会話のことを

「Iメッセージ」といいます。

 

アダルトチルドレンは、この

「Iメッセージ」が、とても苦手です。

 

Iメッセージ、

「私」を主語にした言葉は

「自分の意思表示」だからです。

 

アダルトチルドレンは、

「自分の意思表示」が苦手です。

「自分の思い」「自分の気持ち」を

言葉にして相手に話すことが

とても苦手です。

 

苦手の理由は、

自分の思いを話すことが

不安、恐怖、嫌悪、不信などを

呼び起こすからです。

 

そして、それは そのまま

カウンセリングの場でも起きています。

 

アダルトチルドレンのカウンセリングは

遠回しな、回りくどい状況説明が

とても長い方が多いです。

 

「こういうことがあって、

ああいう気持ちになって

でも、こんなことになってしまって

なんで、いつもこうなのかと。。」

 

それ、ハッキリ一言

感情ひとことで言ったら、

なんて表現できますか?

 

「悔しかった!」

「腹が立った!」

「悲しかった!」

 

いろいろあると思います。

 

自分の気持ちを素直にひと言

正直に言えたら、

それでスッキリできるのに

 

なかなか、それをすることができない。

 

 まだ「自分に素直になるのが不安な状態」

 

まずは、この不安を取り除くことから

始めなければならないため

 

カウンセリングの場で

ストレートに自分の気持ちを

素直に出せない方の場合は、

回復までの時間がかかります。

 

 

 

2.自分を真っ直ぐ見られない

 

これは、

「自分の状態から目をそらしたい方」です。

具体的には、私のサロンでは

面談の前に「質問票」の作成と提出を

お願いしています。

 

この質問票には、自分のことを

正直に書かなければならない項目が

たくさんあります。

 

「つらい場合は、無理しなくて大丈夫です」と

事前にお伝えしています。

 

この質問票の作成の意味は

そこに記入した内容について

カウンセリングの中で

ひと通り触れることになるので

 

それについて、どの程度

触れられても良いかどうか

自分で記入しながら

確認していただく作業になります。

 

アダルトチルドレンやトラウマの場合は

生まれてから現在までの生育歴の

再確認が必要になります。

 

育った環境の確認、

両親の生育環境の確認も必要になります。

 

この質問票が記入できないということは

まだ、それについて

触れられない自分がいる

ということになります。

 

自分が抱えてきた人生と

向き合う準備が整っていないということ。

 

自分と向き合えるようにならなければ

カウンセリングは進みません。

 

このため、まず

自分と向き合うことへの

不安や嫌悪、恐怖や不信を

取り除くことから始めなければならないので

時間が必要になります。

 

 

3.良い子の仮面を脱げない

 

アダルトチルドレンで悩んできた方にとって

「良い子の仮面」は、最大の防護服でした。

 

「がんばっている自分」

「貢献している自分」

「支えている自分」

 

人から「好感」を得られる

「良い子の仮面」をつけている時のあなたは

とても安心できたはずです。

 

その仮面をかぶることになったいきさつは

苦しいことや

つらいことの連続だったと思います。

 

「良い子の仮面」をつける理由は

「仮面の下の自分を見せられない」から。

 

その仮面を外した途端に

被害を受けた経験が続いたために

良い子の仮面を外せなくなった。

 

それは、カウンセリングの場でも

無意識に起きてしまうのです。

 

カウンセラーにさえも

自分を晒すことができない苦痛。

 

「生きづらさ」ですね。

 

では、この生きづらさについて

もう少し踏み込んでお話しします。

 

読む方によっては

不快に思われる内容かもしれません。

 

なぜ、不快に感じるのか。

それを探りながら

読み進めていただけたらと思います。

 

 

これら、1、2、3に共通するのは

「恥をかきたくない」という心理です。

 

「みっともない自分」

「情けない自分」

「不甲斐ない自分」

「不道徳な自分」

「人でなしな自分」

「無能な自分」

 

自分に対しての

劣等感、罪悪感、背信感

 

自分に対する「出来損ない感」を

毎日イヤというほど感じているため

 

そんな自分が、これ以上

最悪な状況や

最悪な気持ちに落ちないために

 

自分に素直になれず

自分を真っ直ぐ見られず

良い子の仮面がはずせない。

 

自分のことを「正当化する」ことに

無意識に

ものすごいパワーを使ってしまう。

 

自分を正当化するために

周囲や環境を

責めずにはいられなくなる。

 

自分は被害者である!としか

表現方法が

わからなくなってしまう。

 

そんな自分がイヤでたまらない。

 

それが自分なのだと思っているのが

アダルトチルドレンで悩んでいる方です。

 

でも、実は

それらすべてが

「心理的トラウマ症状」だということを

知らない人が、とても多いのです。

 

だから、悩んでいるのですね?

 

1、2、3は、典型的な

アダルトチルドレンで悩んでいる方の

「心理的トラウマ症状」です。

 

そんな、情けない奴は自分くらいだと

みんな思っています。

 

恥ずかしくて

人に見せられない。

 

そんな自分を知られた瞬間から

もう二度と、その人と

今までのような関係は持てなくなる。

 

そんな不安のために

ずっと素直な自分の気持ちを

良い子仮面の下に隠して

 

人にあわせてIメッセージではなく

Youメッセージで物事を考えて

不本意な毎日を生きてきた人。

 

それが

「アダルトチルドレン」の

「生きづらさ」です。

 

私は(カウンセラー)は

あなた(クライエント)から

何を聴いても

何を聴かされても

何も変わりません。

 

なぜなら、

友達でも親でも教師でもなんでもない

赤の他人だから。

 

カウンセラーは、クライエントが

自分の内面を映す鏡です。

 

鏡は、ただそこにあるだけ。

そこに映った自分をみて

どう感じて、どう受け取るか。

 

それが、カウンセリングです。

 

 

とても失礼な表現をするとしたら

「ケチなプライドのせいで

がんじがらめになっている生きずらさ」

 

それが、アダルトチルドレンを

苦しめている生きづらさです。

 

トラウマ症状の最大の特徴は、

「自分への劣等感」=「自己肯定感の崩壊」です。

 

これ、症状なのです。

風邪を引いた時に、鼻水が出るのと同じ。

 

トラウマ症状の特徴は、

自分のダメさ加減にウンザリする病に

なってしまうこと。

 

自分のくだらなさ、

バカさ、情けなさ

恥じている、さまざまな思いや気持ち。

 

これを、

「セルフスティグマ(恥の自意識)」といいます。

 

トラウマという病は

「自分を恥じてしまう病」なのです。

 

だから、なかなか外に出せなくて

それを変えるために

自己啓発に励んでしまったり

 

未熟な自分を変えようと

悪あがきをしてムチ打ってしまったり

 

自分の本当の気持ちを

外に出すことができなくて

 

そうやって自分の気持ちや

思いを語らず飲み込むことが

何よりも自分にとって正しいことであると

勘違いをしてしまう。

 

そして、やっと勇気を出して

自分を出してみたら

とんでもない恥をかかされて

プライドがズタズタにされて

傷ついて

 

もう二度と自分を表現するなんて

愚かなことはするまい!と

殻の中に閉じこもってしまう。

 

周囲は、それについて

何も説明してもらえないので

どんどん誤解の上塗りを繰り返して

勝手な人物像を作ってしまい

 

それが、あなたですよね?と

思ってしまう。

 

友達も親も職場の人も

本当の姿を見せてもらえないので

見えている姿から判断するしかなくなってしまう。

 

そんなうわべしか見ない人達に

腹立たしさや憤りや軽蔑を感じる。

 

それが、

アダルトチルドレンが抱えている

「トラウマ」という病です。

 

アダルトチルドレンは、

恥をかくことが死ぬほどイヤなのです。

 

 

恥をかきたくないという気持ち。

それは、症状なのです。

 

それを手放せた時

アダルトチルドレンは終わります。

 

その練習と知識と方法を

安心して手に入れられる

安全な環境が

「トラウマ専門のカウンセリング」です。

 

トラウマについて詳しくない

カウンセラーのカウンセリングや

自己啓発セミナーやコーチングなどは

 

アダルトチルドレンの

「恥という自意識」 の部分を

とても痛めつけますし

傷を広げることになる危険があります。

 

アダルトチルドレンは

「自分の恥の自意識を刺激したくない」ために

自分を正当化することで身を守りたくなる。

 

自意識過剰症は、あなたのせいではなく

過去の環境から感染した

悲しい心の症状です。

 

あなたは、何も悪くない。

がんばりすぎですよね?

 

あなたのこと、助けてあげてください。

楽になりましょう。

 

いつでも、お話ししましょう。

 

あなたのペースで

回復へのチケットを手に入れてくださいね

いつでもお待ちしています。

 

*記事内の内容が該当しない方もあります。疑問に思われたことがありましたら、いつでもお越しください。その疑問を解決して行きましょう。

 

ご予約・お問い合わせはこちら。

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