アダルトチルドレンから回復するために覚えておきたい2つのこと*家族システム論とトラウマケア

今日は、最初に

以前から、

お問い合わせの多かった

AC*心のケア講座の

秋の開講日程が決まりましたので

簡単にご案内させていただきますね^^

 

 

*開講日程*

 

日程:9月14日(金)・21日(金)

時間:11:00-16:00

会場:柏の葉サロン

☆詳細・お申し込みはこちら☆

https://resast.jp/page/event_series/35992/dummycode

 

 

日程:9月22日(土)・9月23日(日)

時間:10:00-15:00

会場:都内会議室(新宿または四ツ谷)

☆詳細・お申し込みはこちら☆

https://resast.jp/page/event_series/37564/dummycode

 

 

日程:10月6日(土)・7日(日)

時間:10:00-15:00

会場:都内会議室(新宿または四ツ谷)

☆詳細・お申し込みはこちら☆

https://resast.jp/page/event_series/37557/dummycode

 

参加費:39,800円(施設費・教材費含む)

定員:各6名まで

 

 

☆体調不良や個別のご都合による

受講日程の変更、振替希望の場合は

別途、振替日の施設利用料が必要です。

 

詳細は、お問い合わせください。

 


 

さて。

それでは、今日のお話です。

 

私は、カウンセリングをしていると

哲学者と討論しているような

錯覚に落ちることが

たまにあります。

 

「母親なら、××であるべきですよね?」

「家族なら、△△が普通ですよね?」

 

××であるべき。

△△が普通だ。

 

鉄板ですよね。

デフォルトですよね。

テンプレですよね。

 

それ、哲学ですよね?

思想というか、信念というか。

 

言ってみれば、個人的な思いです。

 

この世の中に

「普通」とか「常識」ってものは

ひとつもないんですよ。というのは

 

私のカウンセリングを

受けたことがある方は

何度か聞いているので

すでにご存知だと思います。

 

今日は、この普通と常識の話を

し始めると長くなるので省略します。

 

今日のメルマガのタイトルを見て

チラチラ気になっていると思う

「家族システム論」について

お話をしますね。

 

「家族システム論」というのは

「家族療法」に必要な考え方です。

 

アダルトチルドレンというのは

家族問題です。

家庭内で起きたことだから。

 

原因は、「家庭」「家族」です。

 

この場合、家族の誰かが悪い(加害者)

誰かが困っている(被害者)

という考え方は

実は、ちょっと違うのです。

 

ひと昔前に流行った

「毒母」「毒になる親」

という単語は、

親を「加害者」とみなすものでした。

 

でも、その加害者であると思われていた親も

別の側面で、

被害者であったという事実がありました。

 

子供からすると

一方的に被害を受けている自分を

受け取ってしまうのですが

 

子供に被害を及ぼすような影響を

母親が環境から被害を受けている。

それが、本当の真実になります。

 

「家族システム論」というのは

被害者と加害者の役割を分けるのではなく

家族の構成員、すべてが関与して

悪循環を繰り返しているというものです。

 

例えば、

お酒がやめられない父親が

泥酔して暴言を吐いたり

粗相をしたりした時に、

 

それを「いい加減にしてよ!」と

毎度のことにウンザリ顔で

それでも結局、

世話をしている母親がいます。

 

捨て置けない、無視できない。

私がいなかったら

この人は生きていけない!

 

これ、共依存関係といいます。

 

自傷行為を繰り返す娘と

母親の関係も同じです。

 

摂食障害などの自傷行為は

家族と同居している場合の方が

頻度があがります。

 

家族が支援すればするほど

問題行動に拍車がかかるのです。

 

じゃあ、どうしたらいいのか?というと

自分のことは自分で解決するしかないと

心の底から思わせること。

 

見限ること、見守ること。

それを選択し実行することが必要です。

 

例えば、パンツ一丁で

泥酔してひっくり返っている父親に

「もう、お父さん!いい加減にしてよ!」と

 

母親や子供が毛布をかけたり、

シャツを着せてあげたりするのをやめる。

 

泥酔した父親が

目覚めて自分の姿に気づいて

「ああ、やっちまったな」と

自分でシャツを着るまで誰も構わない。

 

見守ること。放置すること。

 

これ、自分が放置されて

寂しい思いをしてきた人には

なかなかできません。

 

相手を放置することが

自分の見捨てられ感を刺激するからです。

 

そういう母と父、

そういう母と娘。

 

この悪循環(共依存関係)は

ネグレクトにつながります。

 

問題行動を起こす家族の支援に夢中で

育児にまで心がまわらない。

 

これが、

アダルトチルドレンが生まれる

典型的な家庭環境です。

 

家族に問題行動を起こす人がいなくても

母親自身が、過去の自分の生育歴に

問題を抱えていた場合は

 

自分のことで手一杯なため

子供に対する

精神的なネグレクトが起こります。

 

そして、世の中は

「子育ては母親の役目」という

既成概念があるため

 

そういう状態の母親でも

子供を任せっきりで

夫は仕事に出てしまうし

 

姑しゅうとめは、

母親に嫁の役割を要求します。

 

そして、子供が苦しんでいることを

子供自身、自覚することができず

「なんだか、物心ついた時から息苦しい」

「意味がわからず生きづらい」

 

そんな状態が生まれます。

 

アダルトチルドレンは、

悩んでいる子供当人だけが

どんなに、がんばって治療を受けても

最終的な解決にはなりません。

 

家族内部のシステム自体が

崩壊しているからです。

 

自分たちの家庭の中で

どのような現実が起きているのか?

 

それを、家族構成員全員が

正確に理解するまで

アダルトチルドレンは終わりません。

 

そのため、家族カウンセリングや

家族療法が大切になってきます。

 

アダルトチルドレンで悩んでいて

苦しくてもがいている時期は

「自分に何が起きていたのか?」

「自分の家族に何が起きていたのか?」

 

この二つをしっかりと正確に

把握することが

何よりも回復にとって大切です。

 

自分の身の上に起きていたことを

正確に把握するためには

自分のライフストーリーに対する

冷静な観察が必要です。

 

それを行う場が

カウンセリングです。

 

「家族もカウンセリングを受けないとダメですか?」

 

そんなご相談を、よく受けます。

 

「はい。そうしてください」

そうお答えしています。

 

なぜなら、

家庭内で起きている問題について

全員が全員、

違う受け取り方をしていることを

家庭内で誰も気づいていないからです。

 

母親のせいで苦しんできた!と思っている娘。

夫のせいで生きづらい!と感じている母親。

家の中に居場所がない!と酒に逃げている父親。

誰も、自分を気遣ってくれないと思っている息子。

 

そうした家族が構成しているのが「家庭」です。

 

同じ空間で、同じ空気を吸って

同じ物を食べて食卓を囲んでいても

全員が違うことで思い悩んでいます。

 

そして、その一人一人の悩みが

複雑に絡み合って

共鳴して、ぶつかって

 

不協和音を奏でているのが

機能不全家庭と呼ばれる

アダルトチルドレンの家です。

 

そこで傷ついた心を

どのように回復させるかが

「トラウマケア」です。

 

「トラウマケア」は、

トラウマについての知識を得ることから

自分の身の上に置き換えて

解決に向けて考えていきます。

 

家族カウンセリングや

家族療法が望めないからと

あきらめることはありません。

 

「トラウマケア」について知ることと

自分の人生の再構築をすること。

 

自分の足で立って歩く。

 

そんな意識を大切にしてくださいね。

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