あなたが感じている、その感情の名前は何ですか?

人間は、何にでも

「お名前」をつけたがります。

自分の状態にも

自分の感情にも

物にも

自然の中の現象にも。

どうして、名前が必要なのか?

というと

人間は自分以外の人と

自分の中で受け取っている

「感覚」について

「言語」を使って

それを「説明」しなければ

自分が受け取っていることを

伝える手段がないからです。

言葉を持たない人なら

絵を描いたり

ゼスチャーで

表現するかもしれませんが

人間は、相手に自分のことを

伝えるために

「言語」「言葉」を使うしかない。

そうすると、誰にでも理解可能な

「共通言語」が必要になります。

自分のことを相手に伝える手段。

それが、

「言語表現」「会話」になります。

人間は、この世に

たった一人で生きているのなら

言語を持つ必要はありませんでした。

でも、種の保存のためには

自分以外の「人間」も存在しないと

絶滅してしまいます。

なぜ、この世に生まれてきたのか?

そんなことを考えるのは

「知恵」という物を使えるような

「脳」という器官を発達させることで

種の保存をするという進化を選んだ

人間だけがしている愚行です。

なぜ、この世に生まれてきたのか?

種の保存のためです。

それだけです。

他の動植物は

自分が生き延びて

より優秀な生存能力を持った

子孫を残す「種の保存」だけに

全力でいのちを使います。

そのための「生存本能」です。

でも、人間だけ違います。

生きることに、

いちいち意味を探します。

生き甲斐とか

生きる意味とか

愛情とか。

他の動植物から見たら

「けっ!くだらねえ」って話です。

が、人間は「生存本能」の中に

「言語表現」という機能が

インプットされています。

話しても理解してもらえないと

理屈ではなく無条件に

嫌な気持ちになったり、

寂しくなったり、悲しかったりするのは

相手に自分の状態が

的確に伝わらないと

「生存本能」が刺激されるからです。

怖いんです。

命の危険を感じるのです。

極端な言い方をすると。

赤ちゃんが

ギャーギャー泣くのは

「言語」を未修得だからです。

「言葉で自分を伝える」ことが

まだ、学習できていないからです。

さて。

前置きが長くなりましたが

あなたが感じている

「感情」について

どのような「単語」で表現していますか?

「怒り」

「憎しみ」

「苦痛」

「いらだち」

「痛み」

いろいろな単語で表現してると思います。

でも、その単語に持っている

相手の元々の先入観があります。

なので、それは受け取った人によって

相手次第で意味が変わってしまいます。

例えば、

「りんごって美味しいよね」と

言われた時に

思い浮かべるりんごの味は

人それぞれです。

大きくはずれて

タラコの味を思い浮かべる人は

いないでしょうけれども

その感覚は、

どんなに苦労して伝えても

それは永遠に「自分だけの感覚」です。

そして、その「自分だけの感覚」を

誰かに伝えるために

あなたは、自分の中の感情に

「お名前」をつけて表現します。

「憎いんです」

「いらだつのです」

「許せないのです」と。

人間は、自分の感情や感覚に

「お名前」をつけた瞬間から

その感情や感覚を

自分で肯定してしまいます。

「憎んでいる私」

「いらだっている私」

「許せない私」が誕生します。

ちょっと難しい言い方をすると

人間の感情というのは

「感覚」の集合体です。

例えば

「憎い」と思う感情の中には

「痛い」

「つらい」

「悔しい」

「ドキッと」

「寂しい」

「ショックだった」

「もどかしい」など

とてもたくさんの「感覚」が混ざっていますね。

その感情に「お名前」をつけた

その瞬間から

その「お名前を持った感情」は

一人歩きをはじめます。

そのお名前の感情に

あなたは支配され

取り込まれてしまうのです。

「憎いんです!」というより

「なんか、ヤダ!」

「とにかく、嫌だ!」

と表現する方が

気分的にしっくり来ることってないですか?

人間は、言語表現以外に

自分の感覚を伝える手段を持っていないから

言葉で「単語」を選んで

「お名前」を羅列して

自分の気持ちを伝えるしかありません。

そして、その気持ちを伝えるために

使った言語や言葉や単語が

いつの間にか

「そう感じている自分」として

自分を決めていってしまうのです。

あなたは、

ネガティブな感情を表す単語で

自分の気持ちを表現した瞬間に

「そんな感情を持つことになった自分」が

いやでいやでたまらなくなる。

どうして、

そんな感情を

持たされることになったのだろう!と

世の中を呪いたくなってしまう。

あなたは、

自分の状態を誰かに説明するために

言語を使おうと思った、その瞬間から

その言葉に支配されて

飲み込まれてしまっています。

「言葉」より「感覚」を

大切に感じてみて

自分から受け取ってみてください。

それが、

「トラウマ」を知るということです。

今日は、ちょっと難しかったですかね。。

覚えておいてくださいね。

 

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