母と娘の関係を修復する方法*アダルトチルドレン親子が幸せになる方法

アダルトチルドレン親子が

関係を修復して幸せになる方法について。

 

私のサロンでは、

親の立場の方、子供の立場の方

両方の立場の方が

カウンセリングを利用されています。

 

子供の立場の方が最初に思うことは

「この生きづらさを与えた親に

これまでの自分の気持ちを知って欲しい!」

ということ。

 

そして、もう少し具体的には

「親に子供に与えた理不尽さを

心から悔いて謝罪して欲しい!」

ということ。

 

「心から悔いて謝罪して欲しい!」という気持ちを

すでに手放している方は

 

「もう、金輪際

親に自分の人生に関わって欲しくない!」

という気持ちでいることが多いですね。

 

「私の人生から消えて!」という感じ。

 

では、どうして

「私の人生から消えて!」

「関わって欲しくない!」

と思うのでしょうか?

 

それは、子供が自分の人生を

ことごとく親に干渉され続けてきたことに

ウンザリしているからです。

 

具体的に、親から子供への干渉が

どのようなものなのか?というと

 

1.親の置かれた状況を受け取って欲しい

2.あなたのためよ!という愛情の押し付け

 

この二つが大きな干渉です。

 

親の置かれた状況を受け取って欲しい

 

これについて

あなたの記憶の中で

もっとも思い出しやすいのは

 

「母親からグチを聞かされ続けた」

「いつも母は文句ばかりだった」

「イライラしていて機嫌が悪かった」

のようなものではないでしょうか。

 

日本の家族形態が戦後劇的に変化して

両親と子供だけという核家族化が進んだ

社会背景の中で

 

社会から隔離されてしまった母親たちは

安心して自分の気持ちを話せる相手が

自分の子供しかいない!という境遇になりました。

 

夫に安心して相談したり

自分の気持ちを聞いてもらえたら

母親は子供に向けて

気持ちをぶつけることは防げたのですが

 

夫は、仕事に忙殺されていて

時間的にも精神的にも余裕はなく

家には疲れて寝に帰るくらいしかできない。

 

やっと深夜に帰宅すれば、

不機嫌なストレスまみれの妻が

イライラして待っている。

 

「どうしてわかってくれないのよ!」

「いい加減にしろよ!」

 

このやりとりが繰り返される。

 

または、

シングルマザーとして生きる母親や

母親が抱える様々な心の傷(グリーフ)が

母親自身の心に過度な負担をかけている場合。

 

母親は子供にしか気持ちを話せず

延々と子供に対して自分のツラさを話し続ける。

 

子供は、母親のグチを聞きたくなくても

話し相手をしなければならない。

 

なぜなら、相手をしないと

もっと不機嫌な状態が続いて

被害が大きくなってしまうから。

 

母親のなだめ役や慰め役が

子供の役割になってしまう。

 

そして、夫に粗末に扱われていると

感じてしまった母親は

子供こそ生きがい!とばかりに

子供のためにエネルギーを使い始める。

 

「あなたのためよ!」と

愛情の押し付けが始まる。

 

女だって仕事ができなきゃ不幸になる!

お母さんみたいになっちゃうわよ!

あなたは幸せになりなさい!

幸せになってお母さんを安心させてね!

 

その愛情の押し付けの中で繰り返されるのは

子供への否定、批難、無視、拒否、侮辱など。

 

どうしてできないの!

みっともない!

そんなこと知りません!

自分で考えなさい!

お母さんに世話焼かせないでよ!

 

この関係の中で

子供は自分への劣等感や疎外感を

ブクブクと太らせてしまい

 

自分で自分にOK!と言えない

自己肯定感の低い人間に成長してしまい

 

見捨てられ不安や

自信のなさがいっぱいの

人の顔色をうかがう

空気を読んでは寝込んでしまう

徹底的な人間不信の大人ができあがる。

 

そして、こんな出来損ないは

自分くらいのものだという

恥の意識があるので

 

なかなか自分の本音を相談できないし

心の根っこに見捨てられ不安があるので

「こんな相談をして嫌われたらどうしよう」と

不安で不安でたまらないので

 

「別に、なんでもないです」という顔をして

平静をよそおって、なんでもないフリをしてしまい

結局、誰にも自分のツラさに気づいてもらえず

 

いつも周囲に無理してあわせているので

それが限界になると

突然、プチン!と「もう無理」という

心が弾ける音が聞こえてくる。

 

そして、また暗黒の孤独の中に落ちていく。

 

 

ちょっと長くなりましたが

これが、

アダルトチルドレン親子が生きている日常です。

 

では、母親の立場の方の気持ちを考えてみましょう。

 

子供の頃から、

「絶対にあんな親にはならない!」と

心に決めていたハズなのに

 

親になったら、自分が子供に

同じようなことをしているのに気がついた。

 

なんてひどい親だろう。

私は、どうしたらいいのだろう。

これって、虐待なのだろうか。

このままでは子供が不幸になってしまう。

なんとかしなくては!

 

自分のことを散々責めたあと

どんな行動をしているでしょうか?

 

それは、やっぱり

「子供に向けて行動してしまう」のです。

 

あなたに幸せになって欲しいのよ!

あなたに不幸になって欲しくないのよ!

そんなお母さんの気持ち、わかってよ!

 

。。って感じです。

 

 

でも、どうでしょうか?

 

小さい頃から、さんざん

母親の気持ちを受け取って

夫や親の代わりに

母親の引き受け役をさせられてきた子供が

 

今度は、母親から

「幸せになって欲しいのよ!」と

新たな干渉を受け始めるのです。

 

子供からしてみたら

「いい加減にしてよ!私の前から消えてくれない?!」って話です。

 

母親は家庭内で完全に孤立無援で

子供だけを心の拠り所にして

生きるしかなかった、そのツラさを

 

母親は、全力で子供に対して

「理解しろ!」

「受け取れ!」

と攻撃をかけてしまいます。

 

母親に悪気はありません。

それ以外に、すべを知らなかったのです。

 

これが、問題でした。

 

家庭内に心の拠り所がないのなら

家庭の外に、それを求めれば良い。

 

それだけのことに気づけなかった。

誰も、教えてくれなかったし

それは恥だと思い込まされていたから。

 

家庭内に心の拠り所がないと

男性、女性に限らず

家庭外に心の拠り所を求めようとする。

 

結果、不倫や浮気が起こります。

 

得られなかった心の拠り所を

疑似恋愛や仮想恋愛で

一時的に埋められるため

 

それを「愛情」という言葉で解釈して

「自分を本当に大切に思ってくれているのは、この人だけだ!」と

錯覚してしまいます。

 

文字通り、

身も心も満たされた気がするのですから

一度始めたらやめられないでしょう。

 

でも、所詮

不倫は不倫。浮気は浮気です。

本気なら、ちゃんとあなたのために

次のステップに進むハズです。

 

お互いに離婚して、

新生活を始めるとか

きちんとスジを通すとか。

 

ところが、こうした関係の場合は

お互い逢瀬の時だけ

悲劇のヒロインに酔いますが

いざとなると浮気相手を悪者にして

逃げようとすることもあります。

 

「あっちから言い寄ってきたんだ!」とか

「だまされた!」とか。

 

 

アダルトチルドレン親子が、本気で

お互いの関係を修復しようと思うなら

 

親は「子供に憎まれっ放しでいる覚悟をすること」です。

 

親の人生を理解してくれ!と

母親は、いつも無意識に子供に支配をかけています。

 

子供は、そういう母親を受け取らなかったら

自分は愛してもらえない!という

命に関わる恐怖感の中で育っています。

 

それを子供が大人になった今さら

「お母さんだってツラかったのよ!

わかってちょうだいよ!」と説得にかかる。

 

これ、ただウザイだけです。

 

母親が本気で自分のツラさを

なんとかしたいと思うなら

子離れして、自立して

家庭の外に心理支援を求めること。

 

そして、子供や家族の手を借りずに

自分一人で幸せになることを

真剣に考えなければ

 

アダルトチルドレン親子の

関係の修復は不可能です。

 

「お母さんのことはいいの。

あなたに幸せになって欲しいのよ!」

 

そういう母親は大勢いますが

だったら放って置いて欲しいのが

子供の本音です。

 

子供が幸せになるプロセスに

いつまでも関わらせて欲しがっている

母親の心理状態こそ

「究極の過干渉」です。

 

なぜ、こうした母親は子供に対して

「巣立って一人で苦労しながら幸せになってね」と

思い切れないのか?というと

 

母親の心の底に

「見捨てられ不安」があるからです。

 

子供を見捨ててしまった自分。

子供から見捨てた!と恨まれる自分。

 

それに耐えられないので

いつまでもちょっかいを出してしまうのです。

 

この関係を「共依存」といいます。

 

子離れできない親が、子供に干渉し続ける状態。

その状態を受け取ることを拒絶できない子供。

 

子供は、親の「気の毒」を見たくないのです。

それは、愛情ではなく

「気の毒な親は自分にとって害悪だから」です。

 

今の気の毒を受け取っておかないと

あとで、もっと面倒くさい思いをさせられるから。

 

堂々巡りです。

 

ちょっと回りくどい説明でしたが

おわかりいただけたでしょうか。

 

結論。

アダルトチルドレン親子が

関係を修復するために必要なこと。

 

1.家庭の問題は家族間で解決しようとすると悪化する

2.各自が別々に家庭外に専門家に心理支援を求める

3.自分のせいだ!自分がなんとかしなくては!というのはお互いの迷惑

4.お互いを憎んだり責めたり謝罪を求めても無意味

5.自分を家庭問題の主人公から客席の観客に置き換えて、自分の家庭で起きていたドラマをよく見直す

 

つまり、あなたが家族との関係を修復したい!と思うこと自体が共依存の始まりなのだということです。

 

家族が幸せでなかったら、自分は幸せになれないと思っているだけ。

 

家族に理解されないなんて寂しすぎる!そんなの家族じゃない!という思い込みが激し過ぎるだけ。

 

あなたが幸せになれば、家族はあなたの呪縛から解き放たれて自由に幸せになれるのです。

 

自分だけ幸せになれない!ではなく、あなたが不幸だから、家族みんなが巻き添えを食うのです。

 

ぜひ、率先して幸せになる努力をしてくださいね。

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