アダルトチルドレンがはまる12の負のループ

あなたは、何かの問題や

ストレスにぶつかった時

どのような対処をしていますか?

 

今日は、人間がストレスからの

自己防衛のために取る行動や思考について

12のパターンについてお話しします。

 

あなたのいつもの生活と

ちょっと照らし合わせて

読んでみてくださいね。

 


 

①抑圧 

受け入れがたい欲求や感情を

意識の外に閉め出すこと。

 

これは、ストレスだった出来事や

聞きたくなかった言葉など

忘れてしまいたいことを

「なかったこと」として

自分の意識の中から締め出してしまうこと。

臭いものにフタをした状態のことです。

 

②合理化

論理的な理由をつけて

合理的に説明すること。

 

これは、簡単に言うと

いいわけや責任転嫁です。

 

「それは母のせい!」

「わかってくれない相手のせい!」

「こんなに辛くて苦しいのは

AC環境で愛着障害にされたから!」

そんな感じでしょうか。

 

③逃避

目の前の事態から逃げ出すこと。

 

これは、ストレスの対象から

距離を取る、巻き込まれないなど

回避行動を心理的に行うことです。

 

④置き換え

特定の対象への感情を

別の対象に向け換えること。

 

これは、いわゆる「八つ当たり」です。

自分の育児への無能感で悩んでいる母親が

自分への感情を子供に向けて

「こんなこともできないの!」と

叱りつけてしまうようなケースですね。

 

⑤同一化

相手の持っている好ましいと思う性質を

自分のものにすること。

 

憧れの人の真似や模倣です。

これが幼児期だと、ごっこ遊びや

なりきりになりますね。

 

憧れている人の生き方を模倣する。

だけど、それは本当の自分とは違う。

そんな感じです。

 

⑥反動形成

受け入れがたい感情や欲求を

反対の行動で示すこと。

 

好きな子に意地悪しちゃう。

気のないそぶりをする

本当はやりたいのに

興味のないふりをするなどの

不自然な状態です。

 

 

⑦補償

自分の劣等感や弱さをカバーするために

自分の望ましい特性を強調する。

 

これは、例えば

頭が悪いからスポーツでがんばる。

スタイル悪いけどセンスでカバーする。

そんな感じでしょうか。

 

⑧投影(投射)

自分の欲求や感情を

相手のものとすること。

 

うまくいかないのは自分が悪いのではなく

相手が自分を嫌っているからだと思う。

最後の一個を食べたいのに

「あなた、これ食べなさいよ」とすすめる。

 

自分の感情や欲求と向き合わず

自分の欲求や感情を

相手を身代わりにしてしまう状態です。

 

⑨代償

本来の目的が得られない時に

獲得しやすい別の目標で満足すること。

 

これは、諦めや折り合いをつけることです。

妥協とは違って、選択するのは自分の意思です。

 

⑩昇華

反社会的な感情を文化的、

社会的価値あるものに向けること。

 

社会的には非難されそうなことを

好ましい価値あるものに移行させること。

 

フラストレーションをスポーツで晴らすとか

芸術や芸事などで

自分の欲情を表現するなどですね。

 

⑪攻撃・対決

直接的にフラストレーションの原因に対して

攻撃・対決すること。

 

自分のストレスの元と戦ったり

対決したり攻撃したりですね。

 

⑫退行

発達段階を逆戻りすること。

 

これは、赤ちゃん返りや甘え。

また、カタルシスの発散などです。

カタルシスというのは

自分の感情をだだ漏れさせること。

感情失禁のことです。

 

さて。

12個の適応機制について

ご紹介しました。

 

あなたは、

何か問題とぶつかった時や

ストレスなことが起きた時

これら12個を組み合わせて

 

なんとか苦しさから逃れようと

頑張っていたことと思います。

 

アダルトチルドレンの場合、

目の前のストレスの元に意識が向くので

自分は、そのストレスに対して

対処していると受け取りがちです。

 

例えば、母親の機嫌が悪くなったので

母親の機嫌が悪くならないような方略を模索する。

 

方略というのは、戦略とか方法とかの意味です。

 

そして、結果として

自分の気持ちを殺して

母親の要求に合わせる。

 

ああ、またいい子しちゃった自分、

アホくさい!

 

それが、いつも表面で

あなたが受け取っている気持ちです。

 

そして、その裏側というか

奥の方では、

この12個の適応規制を

いろいろ組み合わせて

自分を守ろうと努力しています。

 

なぜ、この適応機制を使いたくなるのか?というと

過去の経験で、それをやったら

楽になれた、ストレスから逃げられたなど

成功経験が心にあるからなのですが

 

それを期待して、適応機制を発動したのに

失敗に終わってしまった。

余計にシンドくなった。

この失敗に終わった状態のことを

「防衛機制」と言います。

 

その環境に「適応」するための努力が

自分を「防衛」することになってしまい

結果として失敗に終わった。

 

これを続けているのが

アダルトチルドレンの心の

負のループです。

 

あなたは、

どの組み合わせで

自分を環境に適応させようと

努力を試みてきましたか?

 

そして、どんな失敗やガッカリを

積み重ねてきましたか?

 

これが自分でできなくなると

病院で「適応障害ですね」と

診断されたりします。

 

「適応障害」というのは

物事に適応できない人、

環境に適応する能力がない人

という意味ではなく

 

適応したいのに

障害を感じていて苦しんでいる人。

という意味になります。

 

障害って単語がね、

いやな気分にさせられますけどね。

 

環境に適応しようと努力しても

いつも失敗する。

また、自分でなんとかできなかった。

 

これを繰り返していると

自分への無能、無力感が

どんどん育ちます。

 

ダメダメな自分を感じて

自尊感情が、

どんどん小さくなっていきます。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

「自分が適応しなければならない!」

そう感じ始める気持ちを

なくすことができれば良いのです。

 

「そこにいるための自分作り」

 

それ、必要ですか?

 

どこにいたって、あなたはあなたです。

 

それが、アイデンティティということかな?

 

アイデンティティについては

個別カウンセリングで

ゆっくりお話ししています。

 

アイデンティティは

死ぬまで育ちます。

 

あきらめずに希望を持ってくださいね。

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