心の悩みから回復したいと願う人がおちいりやすい間違い*●●●ではなく○○○

私のサロンでは

「アダルトチルドレン」ということを

ひとつのとらえ方として

カウンセリングをしています。

 

アダルトチルドレンというのは

トラウマの一種だということは

メルマガ無料PDF資料などで

ご説明させていただいています。

 

もう少し詳しくいうと

アダルトチルドレンという

心の状態が生まれるプロセスは

大きく分けて二つあります。

 

それは、世間で言われる

「機能不全家庭」で育った人。

 

機能不全家庭というのは

文字通り「機能が不全な家庭」です。

 

アルコール依存やギャンブル依存の親、

DVやモラハラが存在する家庭、

生命の危機を感じるほどの貧困家庭、

親に精神疾患などの持病があり

安定した養育環境が形成されていない家庭など

 

このように

「家庭としての機能に不具合がある家庭」を

「機能不全家庭」といいます。

 

もう一つは、

それらは一切ないにも関わらず

子供が精神的に安定した

養育環境が得られなかった場合。

 

親(養育者)と子供が

安定した心身の関わりを

持てなかった場合です。

 

このふたつのケースから生まれる

心の不具合のことを

「愛着障害」といいます。

 

幼少期に養育者や生育環境に対して

安定した愛着(絶対の安心や信頼)を

持続して持つことができずに育つと

心の安定(愛着)が不安定なまま

成長して大人になります。

 

この結果、常に不全感にさいなまれ続け

「埋まらない」「満たされない」

「不安」「理由のない絶望感」

「対人不安」「不信感」など

 

生きていること、

ただ、呼吸をしていること

それだけのことでも

 

「生きること」そのものに

「生きづらさ」や「息苦しさ」を感じて

やり場のない怒りや悲しみ

孤独感や虚無感に苦しみ続けてしまう。

 

これらを「愛着障害」といいます。

 

愛着障害というのは

障害という文字があるので

「精神障害」や「発達障害」など

何かの病名や障害なのか?と

誤解されがちですが

 

 

愛着というのは簡単いいうと

「人との関わりへの絶対の安心や信頼」

のことをいいます。

 

人間は、幼少期の生育環境の中で

養育者との関わりによって

この「愛着」を心に形成します。

 

この「愛着」を育てることができずに

大人になった人たち。

 

それが、私のサロンに

カウンセリングを受けに来ている

ご相談者の方々です。

 

DVや虐待、アルコール依存や

両親の離婚などは

愛着形成が不完全になる環境として

比較的に周囲からも気付かれやすく

 

本人も、

「そういう家庭で育ったからだ」という

自覚を得やすいのですが

 

機能不全家庭ではない生育環境で

何らかの原因で愛着形成が

困難だった人の場合は、

 

「自分が、なぜ苦しいのか?」

「どうして、こんなに生きづらいのか?」

それになかなか気づくことができません。

 

これを、ご自分の生きて来た

人生のストーリー(物語)を

カウンセリングの場で

カウンセラーに話すことによって

 

「自分がどのような環境の影響から

愛着形成不全におちいっていたのか?」

 

それを紐解いていくのです。

 

これが、カウンセリングの第一段階です。

この自分の人生のストーリーを

自分の言葉で語りながら

自分の人生(愛着)を確認する作業を

「ナラティブセラピー」または

「ナラティブアプローチ」といいます。

 

自分の人生の再確認です。

 

これは、一人で行うのは

難しいのです。

 

なぜなら、「聴き手」がいないから。

 

聴き手のいない語りは

永遠に「独白(ひとりごと)」なので

それを客観視することが難しくなります。

 

そして、聴き手のない

独り語りを繰り返している人が

次に向かうのは

「学び」です。

 

「心の重さから脱出するための技法」を

模索するようになります。

 

簡単にいうと

「解決法」を探し始めるのです。

 

いろいろな心理学の本を読んだり

心理療法の勉強をしたり

カウンセリングについて学んだりもします。

 

それ自体は、間違いではありません。

興味の向くことに熱心になるのは

トラウマからの回復への

大きな刺激になります。

 

問題は、それを「一人」で

行なっていることです。

 

カウンセリングなどの

講座やセミナーに参加した後

 

自分の中で、とても

回復したような気がしたり

ステップアップできたような気がしたり

ひとつ向こう側へ進めたような気がするのは

 

実は、その環境の中で

「自分以外の人と関わる時間」を

持ったからです。

 

愛着形成が不全に終わることの

原因のほとんどは

「心理的な関わりの希薄さ」にあります。

 

単純に言うと

「しがみつける胸があったかどうか?」

その環境があったかどうか?

そう言うことなのです。

 

ですから、いくら解決法を身につけても

実際に、人との関わりの中で

「しがみつける胸」的な経験ができないと

それは、永遠に

「壁に書いた餅」になってしまうのです。

 

例えば、飛行機の操縦マニュアルを

何百回繰り返し読んで

暗記していたとしても

 

実際に操縦席に座って

自分で操縦桿を握って

飛行機に触れない限り

永遠に飛行機を飛ばすことはできません。

 

そのためには、まず

「安心して愛着形成を行える場所」

それを確保する必要があります。

 

その場所のことを

「心の安全基地」といいます。

 

あなたの生活の身の回りに

この安全基地が見当たらない場合は

自分の思いに

共感してもらいやすい人がいる環境に

関わることをはじめてください。

 

同好会、趣味の会、

お話し会やミーティングなど。

 

それらがない場合や

知らない人のいる場所に

関わりを持つのが不安な時は

 

安心して話ができるカウンセラーを通して

少しずつ、人との関わりの機会を

増やしていくと良いでしょう。

 

あなたが解決法を

模索したくなる

もっとも大きな理由は

「自分は今のままではいけない」

そんな気持ちからかもしれません。

 

どうして、

今のままではいけないのですか?

 

毎日、こんなに必死で生きている

あなたに

「それじゃ、ダメだ!」と

NGを出し続けているのは

あなた自身かもしれません。

 

ダメ出しをやめて

今までの努力や苦労を

まずは、あなた自身が

優しく受け止めて

「お疲れさま。大変だったね」と

声をかけてあげてください。

 

心の悩みから回復したいと願う人が

おちいりやすい間違い

 

「解決法」ではなく

「(人との)関わり」

 

覚えておいてくださいね。

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