心の未解決な支援者に気をつける・アダルトチルドレン回復のプロセス

心の問題で悩んでいた人が

自分でたの苦しんでいる人を助けたい!

そんな思いから支援者になることがあります。

 

カウンセリングのクライエントだった人が

今度は、カウンセラーになる場合です。

 

これは、心の回復のプロセスとして

すでにAA(アルコホリックアノニマス)など

古典的な自助グループで行われていた

世話役と似ています。

 

自分の回復段階で、最後のステップとして

新しく悩んでいる人を支援することで

自分の回復をさらに進めるというものです。

 

私が学んできた場所でも

誰よりも一番支援を求めている人

ケアを必要としている人は

支援を学んでいる人たちでした。

 

そもそも、自分が何かしらの

支援を求めていたからこそ

支援者側として活動をしたいと思うのですから

それは、とてもよくできたシステムだと感じます。

 

過去に悩んでいた人が

現在悩んでいる人を支援する。

そして、またそれが繰り返されていく。

 

皆が幸せになれるシステムなので

とても有意義だと思います。

 

私のところへ来られる方も

支援者として、来談者として

さまざまな方が来られますが

 

一人として

「自分は支援など必要なかった」と

思っている人はいなかったと感じます。

 

ずっと探し求めていたのに

誰にも巡り会えなかった。

だから自分でなろうと思った。

 

そんな方が多いですね。

 

支援をしながら自己回復をするためには

それを支えてくれるSV(スーパーバイザー)の

存在が大切です。

 

自分が回復に向けて

順調に進めているかどうか

確認するための鑑となってくれる存在です。

 

ところが、カウンセラーなど

心理支援職につく方は

カウンセリングスクールで

資格さえ取れば

それで、すぐに開業できる!と

思ってしまっている方があります。

 

確かに、すぐにカウンセラーを名乗って

お仕事をすることはできるのですが

ここで問題になるのは

自己回復がどの程度の段階なのか

自分で自覚しているかどうかです。

 

資格を取って開業したのだから

もう誰にも文句を言われたくない!と

周囲からの声を弾き飛ばしてしまう方も

中にはお見受けします。

 

もともと、支配的な空気や

他者からの評価に苦しんできた

トラウマ持ちだった過去のある方なので

 

どうしても周囲からの助言には

過敏な反応をしてしまう方もあります。

 

お一人だけの問題なら

それでも良いのでしょうが

クライエントを相手にカウンセリングをするのなら

それはクライエントを自分の練習台にして

しまっている可能性もあるかもしれません。

 

自分の中で、

何が解決していて、何がまだ未解決なのか。

 

それを把握してから

クライエントとの面談に向き合うことが

支援者として大切な心構えではないでしょうか。

 

私もプライベートで、ときどき

支援者の集まりよりも

まったく関係のない世界の人たちの

集まりの方が、よほど楽しく楽なことがあります。

 

それは、支援者の集まりに行くと

「察してくださいオーラ」が

会場に漂って蔓延していることがあるのです。

 

クライエントさんとの面談の際には

キチンと向き合う心の準備もできていますが

支援者の集まりに参加したはずが

いつの間にか、その人たちから支援を求められている。

 

「受け取ってください」

「わかってください」

 

そんな空気になっていることがあります。

 

支援者の中には

まだまだ自分の中の問題が

未解決な回復途上の方も大勢あります。

 

そうした方々と接することで

マルトリートメント環境から影響を受けた

トラウマが悪化しないように注意してください。

 

初めてカウンセリングを受ける場合は

やはり多少経験のある方のところが

安全かもしれません。

 

支援者は、支援を必要としていた人の

回復途上のラストステップの場合もあること。

注意してみてください。

 

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