認知行動療法カウンセリング実践編 その5 | 問題の同定 アダルトチルドレン カウンセリング

こんばんは。
心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

認知行動療法カウンセリング実践編 その5
今日は、認知行動療法の10のプロセスの第4回目
問題の同定 (問題リストを作るついて、お話しします。

1.インテーク面接
2.全体像のアセスメント(問題の聞き取り・ライフチャート)
3.問題の同定 (問題リストを作る・具体的に困っていることを書き出す)
4.カウンセリングの具体的な目標設定
5.適切な手法や技法の選択
6.適切な手法や技法の実行 (日常生活で行えるホームワーク)
7.効果の検証 (カウンセラーにフィードバック)
8.効果の維持と般化 (他の生活場面での応用)
9.再発防止と今後の目標決定 (カウンセリング終了後の目標を決める)
10.終結

「問題の同定」というのは、簡単にいうと「問題の見極め」ということです。
ご相談者さまが、カウンセリングに来られる場合
たいていは、複数の悩み事が入り混じっています。

例えば、
「もともと人付き合いが苦手で、会社でも人間関係が負担です。
今になって思えば、私は小さい頃から、母に悪影響を受けていて
アダルトチルドレンだったことに、つい最近になって本を読んで気が付きました」
というご相談で来られたとします。

この場合、問題の同定 、問題の見極めをするために
実際の問題リストを作って、具体的に困っていることを書き出していきます。

このご相談のケースなら、

問題の同定(問題リスト)
・人付き合いが苦手。
・会社での人間関係が負担。
・母親から悪影響を受けている。
・自分がアダルトチルドレンだということに気付いた。


ご相談者さまの、ご相談内容をリスト化すると、このようになりますね。

そして、認知行動療法の場合、
これらのリストの中のお悩みを、全部 いっきに まとめて考えることはしません。
ひとつずつ、どの悩みから解決していきたいかの順番を決めます。

その順番は、ご相談者さまご本人が、
今 一番 解決したいと思っている順番に決めていきます。

今、「会社での人間関係が負担」なことがツライのか?
今、「母親から悪影響を受けていること」がツライのか?
今、「自分がアダルトチルドレンだということに気付いた」ことを解決したいのか?

どれが、一番最初に
解決したい問題ですか?と選んでいただきます。

なぜ、全部をいっきに解決していかないのか?

その理由は、ひとつ目は、「混乱するから」という単純な理由ですが
もうひとつは、
「ひとつ解決すると、あとの悩みも芋づる式に解決することがある」から、です。

これは、認知行動療法というカウンセリング療法ならではの
とてもおもしろい、合理的な心理効果です。

。。実際に、体験してみないと 意味がよくわからないかもしれませんね^^;

ものごと、いっきに片付けるよりも
一つづつ片付けた方が効率が良い、と
そんな感じでご理解いただければ、よいのかな?と思います^^

では、次回は
4.カウンセリングの具体的な目標設定について
お話ししていきたいと思います(^_^)


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