親が子を選ぶのか、親が子に選ばれるのか?|アダルトチルドレン 不妊治療

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こんばんは。
心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。
 
今日は暑い日でしたね~^^;
まだ梅雨明けしていないのに真夏日だったらしいですね。
体調に気をつけてくださいね~(;^_^A
 
さて。
今日は、2冊の本をご紹介です。
 
親が子を選ぶのか、親が子に選ばれるのか?
 
まず、1冊目。
日本の宗教学の第一人者、クローン羊のドリーの件で
日本の生命倫理委員会にも参加された
東京大学大学院人文社会系研究科名誉教授。
上智大学神学部特任教授。
グリーフケア研究所所長の島薗進先生の著書。
 
「いのちをつくってもいいですか?」
 
この本の中に出てくるのは、「子供は授かりもの」という概念です。
昨今、話題になっているデザイナー・ベイビーや出生前診断などで
生まれてくる子供を親が勝手に選別しても良いのか?というもの。
100%親目線で考えられている内容の本です。

 

 

 
一方の2冊目。
 
「わたしがあなたを選びました」
 
「一度も中絶手術をしたことがない産婦人科医」として有名な
鮫島浩二先生が作った詩の絵本です。
鮫島先生は、不妊治療などで子供に恵まれなかった人に
望まなかった妊娠で生まれてきた子供の養子縁組などに
力を入れて活動されている先生です。
 
この本の内容は、親ではなく
生まれてくる子供が、「この親のところに生まれよう」と
自ら決めてやって来るというもの。
100%子供側が主体で考えられている本です。
 

 

絵本以外に、こんな動画もありますが。

 

 

非常に乱暴な言い方をすると

親が勝手に自分の好きなように子供を作ってもいいのか?とか

子供が親を選んで生まれてきたのだから

親は、四の五の考えて悩まなくて良い、みたいな内容です。

 

アダルトチルドレンの悩みがある人の場合

「自分で、この親を選んで生まれてきちゃったんだからさ」と受け取ると

なんとなく慰めというか、あきらめが付くということで

 

作者の意図とは、まったく別の観点から良書と呼ばれていたり

悩めるママにとっての心の支えだったりして

現在、ベストセラー本だということです。

 

一方、「いのちをつくってもいいですか?」については

デザイナー・ベイビーを作り終わった残りの

凍結保存された受精卵(余剰胚)は

細胞単位にバラバラにされてES細胞の材料に使われる、、みたいな

「それでもいいのか?」的な問題提議本です。

 

不妊治療自体、どちらかといえば否定的に論じられているというか

「よく考えてから医学界は行動しろ!」的な印象を受けます。

 

ただ、現実問題として

国内では、年間40,000人以上の不妊治療児が生まれているワケです。

現在の日本は、26人中1人は不妊治療で生まれた子供なのです。

小学校1クラスに1人は、必ずいる確率。

もう、そういう現状なのです。

 

この本に対しては、今さら、そういうことを問題視すること自体

「遅すぎる!!」感が否めません。

 

不妊治療に
ついて、そこまで世間は 今まで無関心だった証拠ですよね?

 

哲学的な先生方の机上の議論と

医学界や世間との争い以前に

その狭間で、悩み苦しんでいる患者さんが大勢いるわけです。

 

踊る大捜査線のセリフじゃないですが

「現場で起きていることが、現実だ!」ということですよね。

 

私は、この2冊の本を読んで

「机の上でなら、どんなキレイごとでも書けますよね」と

ちょっと腹が立ってしまったのですが

無関心よりは、問題視してくださる方が

お一人でもあることは、せめてもの救いかもしれませんが。

 

この本から、学んだことは

私なりに自分の現場で活かしていきたいと思っています。

 

この2冊。

ご興味がありましたら、どうぞ(・・)

 

 

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