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母に謝って欲しいのではなく、分かって欲しかった | アダルトチルドレン カウンセリング

こんばんは。
心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

最近、雨が多いですね。
都内のソメイヨシノは、そろそろ散り始め。

これからは、また遅咲きの八重桜が街を彩る季節になりますね^^

さて。
先日、アダルトチルドレンのお悩みで、ご相談に来られたRさんと
数回目の面談をさせていただいた時のことです。

Rさん 

「先日、母に子供の頃のツラかった気持ちを思い切って話してみたんです。」


そう話し始めたRさんの口調は重く、表情も あまり明るくありませんでした。


「母は、覚えていなかったんです。
『お母さん、そんなこと言ったかしら?そんなことした覚えないんだけど』って。」

涙目になりながら、Rさんは続けました。


 「『でも、それでアナタが辛い思いをしてきたのだったら、ごめんなさいね』と、
母は、あっさり謝ってくれました。」


ハンカチを握り締めながら、Rさんは ボンヤリと言いました。

「私、母に謝ってもらっても、全然うれしくも、何ともなかったんです。
今さら謝られても、私の昔が変わるワケじゃないし。引き返せないから。
でも、ツラかったことを分かって欲しかったんです。
だから、勇気を出して、言ってみたんです。」

そして、言葉を続けました。

 「でも、分かってもいない、覚えてもいないのに謝っておこうって、
母のそういう態度が許せなくて。
どうして母は、自分の子供なのに、
娘の私のことを、本気で理解しようと思ってくれないんだろう!!って。

分かってもらえないなら、謝られても何の意味もない。
私が一方的に母を勝手に毒母呼ばわりして責めているみたいな気がして。
辛い思いをしたのは、私の方なのに。。」


「母は、結局、誰を育てていたんだろうっていう気がしました。
自分の子供を育てていたワケじゃなかったんですよね。きっと。
私は、母親のオママゴトの道具だったのかもしれない。
やっぱり私、母親に まだ期待していたのかもしれませんね。
どうせ、また いつもの通り、ムダだってわかっていたのに。。」


Rさんのように、過ぎてしまった昔について
悩んで ご相談に来られる方は たくさんあります。

今さら、昔のことで母を責めたところで、何も変わらない。

失ったものの大きさ、大切さ、悲しさや寂しさを感じておられるのですね。

面談中に、捨てられない気持ちを「執着」という言葉で
お話しになる方もあります。

それでも、「母に、分かって欲しかった。理解して欲しかった」

そんな思いを抱いておられます。

誰も助けてくれなかった、受け止めてもらえなかった、あなたの子供時代。

幼いあなたは、必死で耐えて、生き抜いて、頑張りグセを身につけてきました。

分かって欲しかった。 理解して欲しかった。

そんなツライ気持ちも、いつか フッと手放すことができる日が来ます。

それは、自分の心を自分で見つめ直してみることから始められます。

「人間は、みな 自分のことは自分が一番よくわかっている」と思って生きています。

でも、それは たくさんの勘違いや思い違いが積み重なってしまっていることもあります。

自分の本当の心に目を向けるのは、とても勇気の要ることでもあります。

できるところから、少しずつ 心のドアの向こう側をのぞいてみませんか?

きっと、気付かなかったことに、気付くことができますよ。

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