死ぬまで自分と向き合い続ける過酷な職業 | いせひでこ「いのちのかたち」

ごきげんいかがですか。

心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

 

お正月三が日は、どのようにお過ごしでしょうか。

私は、お元日は

毎年、親類の集まる新年会に参加するのが恒例なので

あまり気乗りしなかったのですが、参加してきました。

 

私の親類縁者は、世間から見ると「勝ち組」が多いので

「強者の視線」からしか、物ごとを考えることができない人が多く

 

「強者が弱者を否定すること」で成立している思考に触れるのが

私としては、非常に居心地が悪いというか

わかりやすく言うと、胸クソが悪い席で

 

自慢話に花を咲かせるのが、

この人達の唯一の生きがいなのだろうなと思うと

「生きづらい人生」を生きていて気の毒だなと感じてしまうのです。

 

まあ新年早々、ケンカを売るのも大人げないので

「ああ、そうですか、へ~~」と

美味しいお料理やお酒をごちそうになって

気分悪く帰宅する、というのが例年の恒例行事です。

 

今年は、私の親類の同僚で、

5年前に奥様を亡くされた男性が

奥様の実家に預けた飼い犬に久しぶりに会いに行ったら

その犬が男性を忘れてしまって、吠えついてきて

それに大変なショックを受けたエピソードの話題になりました。

 

彼に対する、私の親類たちの言葉は

「さっさと再婚すりゃいいんだ。いつまでも死んだ奥さんにこだわって」

「儲かる仕事してるんだから、いくらでも若くてかわいい女の子が再婚したがるのにね」

でした。

 

この人達は、自分が何を言っているのかわからないのだろうか?

 

この当事者性のない思いやりの欠片もない発言に

私は、親類として恥を感じました。

 

「良かったら、その方のサポートの方法もあるけれど?」と言ってみましたが

 

「関わって欲しくないね。アイツは社内の腫れ物なんだ」とのこと。

 

世間というのは、そういうところですね。

まあ、新年早々虚しい気持ちにさせられました。

 

 

さて。いせひでこ「いのちのかたち」という映画。

いせひでこさんというのは、作家の柳田邦夫さんの奥様です。

 

女子美で絵本のゼミを持たれていることについてのお話しを

グリーフケア研究所の講義で、

いせさんご本人から、うかがったことがあります。

 

女子美の絵本ゼミでは、一年間を通して

自分の人生ついての絵本を制作します。

 

この制作過程で、学生は次々に折れていきます。

理由は、「自分の人生・自分と向き合うことの過酷さ」に

生まれて初めて触れるからです。

 

自分に向き合う、自分を振り返る作業は

どれほど過酷で残酷な作業かは

それについて、本当に知っている者にしかわかりません。

 

女子美の学生は、生涯「ものをつくる」人間として生きていきます。

「ものをつくる」という職業は、

生涯「自分と向き合い続ける」職業なのです。

 

この絵本ゼミは、

「生涯、自分と向かい続ける覚悟があるかどうか」を問われる

とても過酷なゼミです。

 

 

そして、終生 自分と向き合い続けなければならないのは

対人援助職につく私たちも同様です。

 

生半可な覚悟ではできない仕事です。

 

 

この映画は、いせひでこさんが

東日本大震災の被災地に残された

吉田浜の一本のクロマツをスケッチに通った年月の中で触れた

さまざまな思いについて描かれています。

 

 

「いのちのかたち」

 

 

この世に生まれてきた貴重な命が、

強者のたわ言で否定されることに、私は憤りを覚えますし

この世に弱者などいないと思っています。

 

勝ち組は、達成と共に確実に何かを失っています。

勝ち負けなど意識しない場にこそ、

本物の命の尊さを感じることができる

澄んだ美しさがあると、そう思います。

 

あなたは、おろかな勝ち組など目指す必要はありません。

 

あなたらしく、あなたが大切にしたいものを育めば

それがあなたの価値になります。

 

価値なんて意識しないこと。

 

それが、本当に尊いものだということを覚えておいてくださいね。

 

 

 

宝石赤無理せず楽に生きられるアダルトチルドレン回復7日間

無料メルマガのお申込みはコチラから。

 

宝石赤【無料診断】あなたのアダルトチルドレン「社交不安度チェック」

 

 

関連記事

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    今日は私の実家に訳があって一人で帰りました。
    Facebook等では温かい言葉をかけていただきましたが、実家で兄弟や親戚は何ともかけないような言葉を…
    訳あって子供がいない私達夫婦に対する目は時に言葉となって突き刺さります。
    一人だとどっぷり疲れました。
    盆正月や親族の集まりは、正直しんどいですね…
    “いのちのかたち”のYouTube見ました。
    何か引き込まれるところがありました。
    またゆっくり見てみますね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >植松たけしさん
    他人なら聞き流せる言葉も、家族だと違って聞こえてしまいますね。
    巻き込まれずに、遠くから眺めてみるのが良いですよ^^

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへにほんブログ村 メンタルヘルスブログ ピアサポート・ピアカウンセリングへにほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ

アダルトチルドレン*メールカウンセリング

ページ上部へ戻る