上手なアサーション・トレーニングを覚えましょう!魔法の呪文「みかんていいな」|AC 認知行動療法

こんばんは

心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

 

今日は、上手なアサーション・トレーニングについてお話ししてみたいと思います。

 

認知行動療法カウンセリングで「アサーション」というのは、

意思表示や自己表明など、自己主張をすることをいいます。

 

アダルトチルドレンの悩みを持っているあなたは、

とにかく自己主張や自己表現が苦手ですよね?

 

遠慮をしてしまったり、

言いたいことがいえなかったり

 

人の顔色をうかがったり、相手の感情に合わせたり

自分の本音を殺して無理をすることばかりで

損をしていたり、ツラくなっていたり、とか。

 

部屋の隅っこの方で、

固くなって小さくなってしまっているような

そんな感じ。

 

人間関係の中で、無理なく自分の気持ちを相手に伝えることができれば

どんなに楽でいいだろう、、(>_<)

そんなの、私には絶対無理!!って、諦めていませんか?

 

そんなことありません。

コツさえ覚えてしまえば、誰でも簡単にできるようになります。

 

今日は、その方法をお伝えしますね^^

 

 

上手なアサーション・トレーニング

 

魔法の呪文 「みかんていいな」

キラキラ

 

さて。

魔法の呪文:みかんていいな。

 

これ、何のことだかわかりますか?

 

み:見る(相手の状態を見ること)

かん:感じる・考える(相手の状態から、感じる・考える)

てい:提案する

いな:否(ノー)と拒否された場合の別案を考える

 

これを覚えやすく「み・かん・てい・いな」と言っています。

 

「みかんを使いましょう」ということではないです、もちろん^^

 

では、説明しますね。

 

・み:見る(相手の状態を見ること)

 

あなたの気持ちや希望、考えを、いきなり相手に伝えようとすると

相手は、あまり良い気分になりません。

例えば、明日までに仕上げなければならない仕事で必死なときに

誰かから話しかけられたらイライラするだろうな、というのは想像できますよね?

または、いきなり「トンカツを食べに行こう!!」と言い切られたとき、とか。

 

み:見る(相手の状態を見ること)というのは、

今、相手が、どのような状況下に置かれているのだろうか?ということを

見る・観察することをいいます。

 

このとき、

「顔色をうかがう」のではなく、

客観的に相手が どのような状態かを「観察」することが重要なポイントです。

 

あなたは、日頃の対人関係の中で、

自分の主観や固定観念、以前からの思い込みで

人を判断するクセがついています。

 

「どうせ、この人は◯◯な反応しかしない人だ」と言った具合ですね。

 

ですから、その場の相手の状態を観察して、

冷静に状況判断することが、非常に不得意です。

 

コツは、まず、あなたの考えは置いておいて、

相手の人が、今 どういう状況下にいるか?

それだけをクールに観察してみてください。

 

・かん:感じる・考える(相手の状態から、感じる・考える)
さて。相手の観察が済んだら、次は相手の状況から感じて考えてみましょう。
これも、相手の顔色をうかがったり、ご機嫌を取ったりということではなく
「相手の人の置かれている状況に対しての思いやり」を持つ、ということです。
例えば、今 仕事で忙しくしている人に、
夜の送別会の相談をしても無理だろうな?ということは想像できますよね?
でも、今 相談しないとお店の予約が間に合わないというとき、
さて、あなたなら、どうしますか?

または、トンカツを食べに行きたいと思っているあなたが、
相手の人の状態を観察したら何を感じましたか?
そのときに、あなたから話しかけられたら、どう思うと思いますか?
それを、考えて感じてみましょう。
 
・てい:提案する
さて。「み」て「かん」じた後、あなたは 自分の希望を「要求」という形ではなく
「提案」という形で、相手の人に伝えてみましょう。
「今、お忙しそうで申し訳ないのですが、夜の送別会のお店の予約の時間が迫っているのですが、今 ご相談しても大丈夫ですか?それとも他の人と相談をして内容を決めさせてもらっても良いですか?」とか
「私は、これからトンカツを食べに行きたいのだけど、あなたはどうですか?お昼ゴハン、まだですよね?」など

はじめから自分の主張を通すのではなく、
「私は、こう思うのだけれども、あなたは、どう思いますか?」と
相手の人に提案をして、一緒に結論を考えることを
持ちかけます。
この方法だと、相手に気持ちや考えを言う機会を与えることになるので
「強制」とか、「強引」とか、「ワガママ」「自己中」などの印象を与えずに済みます。
アダルトチルドレンにとって、ここが一番苦手なところだと思います。
なぜなら、あなたは自分が何を言っても無駄。
どうせ相手の都合に合わせられてしまうと思い込んでいるから。
そして、実際に そういう経験を嫌というほどしてきているから、です。
ですが、それはあなたの周囲のすべての人ではなく
そういう反応をするのは、あなたの周りのある特定の人ですね?
たとえば、お母さんや、お父さんや、上司など。
限られた
一部の人から受けた心の傷のトラウマから
あなたは世の中の人は、みんな同じだと思い込んでしまっているところがあります。
これを認知行動療法では「一般化」といいます。
本当に、
みんな同じ反応しかしないですか?
もう一度、冷静に観察してみましょう。
・いな:否(ノー)と拒否された場合の別案を考える
それでも、否(ノー)と言われてしまった場合。
あなたは、ここで凹んで心が折れてしまうのではないでしょうか?
「ああ、やっぱり。。」と落ち込んで、悲しくなってしまう。その繰り返し。
でも、断られたときや、拒否されたときの別案や代案を
あらかじめ心の中に用意しておくと、否(ノー)と言われても
「ま、いっか
ε-(o´ω`o)」と思えるのです。
例えば、お母さんに反対されても、お父さんに相談すれば良い、とか
両親に受け入れてもらえないのなら、家を出て一人で自立することを選んでも良い、とか
家族に反対されても就きたい仕事に就けば良い、とか
この中の例の通りに考えるとしたら、
「トンカツも食べられる駅ナカのお店なら、相手の食べたいシーフードもある」とか
「じゃあ、一人で食べに行けばいいか」とか、
そんな感じですね^^

 

 

いかがですか?

認知行動療法の上手なアサーション・トレーニング。

魔法の呪文「み・かん・てい・いな」

 

これは、

1.自己主張をするためには、まず相手の意向を確認する。

2.あなたの先入観や思い込みが冷静な状況判断を鈍らせている。

3.拒否されても代案の用意があるくらいの心の余裕を持つ。

 

 

ひとことで言うと上手なアサーションというのは、

 

「相手の意向を確認しながら自分の希望を伝えること」

 

 

「そんな風に、お気楽に考えられたら苦労しません!!」と言う声が聞こえてきそうですね?

 

 

そう。

 

そんな風にお気楽に考えられたら苦労しない」ということを

あなたは知っているということです。

 

あなたが、それを知っていてもできない。

あと一歩が踏み出せない。

 

その理由は、わかりますか?

 

「心の支えになってくれる人の存在がないから」

「誰も、理解してくれる人がいないから」

「一人ぼっちだから」

 

ですね?

 

そのために、カウンセラーがいるのです^^

 

気軽に、カウンセリングを利用して

上手なアサーションができるようになってくださいね。

 

いつでも、応援しますよ(*^^*)

 

 

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コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは☆
    はじめましてm(_ _)m
    いつもブログを拝見し、生き方を見つめなおしたり、ACとしての傷を癒したり、参考にさせて頂いておりますm(_ _)m
    時折、リブログさせて頂きたい記事もございましたが、失礼にあたるかと思い、遠慮しておりました。
    今回の記事は、特に自分で出来る対処法・認知行動療法的に参考になる記事でした。
    もし、よろしければ、私のブログにリブログしたいのですが、リブログしてもよろしいでしょうか?
    お返事お待ちしております。
    またいつも参考になる記事をありがとうございます(*^_^*)
    季節の変わり目、ますます寒くなってきましたね。
    先生もお身体、ご自愛下さいませm(_ _)m
    突然のコメント、大変失礼致しましたm(_ _)m
    これからも、先生のブログ記事を楽しみにしています。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >めいさん
    コメントありがとうございます。
    リブログ、大丈夫ですよ。
    どうぞ、ご活用ください。
    これからも、このブログの記事が、めいさんのお役に立てれば うれしいです。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    めいさんのリブログから
    お邪魔しました。
    素晴らしい内容のブログですね!
    私の知り合いのブロガーさんにも
    同じ悩みを抱えている方がいるので
    私もリブログさせて下さい!
    お願いします(*´∀`*)

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >葉月さん
    コメントありがとうございます。
    リブログは、どなたでもOKです。
    リブログされたくない記事はないですし、避けたいときはリブログできない設定にして記事を書きますから大丈夫です^^
    お役にたつものがありましたら、どうぞリブログしてください。

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