グリーフの解りやすい例*運動会を想像してみましょう | アダルトチルドレン カウンセリング

こんばんは。

心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

 

「グリーフ」という言葉を、加納さんのブログで たびたび目にしますが

どういう意味なのか、よくわかりません(^▽^;)というお問い合わせを

最近、よくいただくようになったので

今日は、「グリーフ」について、運動会を例にして考えてみましょう。

 

あなたが運動会に行ったとしましょう。

 

そこには、いろいろな人達がいます。

 

子供がリレーの選手で、ゴールしてくる姿をビデオに収めたくて

早朝の開門と同時にゴール前に陣取ってビデオを構えている

子供の成長記録動画を作るのに熱心なお父さんがいたとします。

 

一方で、そうした運動会に参加できない人がいます。

不妊で子供が欲しくても出来ない夫婦。

子供の運動会で、ゴールする姿をビデオに撮りたくても撮れない人です。

 

お弁当の時間。

今年も、大好きなおばあちゃんと一緒に

お弁当を食べるのを楽しみにしていた女の子が泣いています。

おばあちゃんは、先月 突然 亡くなってしまいました。

女の子の運動会には、もう来ることができなくなってしまったのです。

 

ボンヤリとグラウンドを見ている陸上部の子がいます。

優しかった大好きな先輩が

不登校のまま自主退学して引っ越していってしまったのです。

もう、あの先輩が このグラウンドを走る姿はありません。

 

遠くの学校から聞こえる運動会の音楽や声援を聞きたくなくて

乱暴に窓を閉めた人がいます。

その人の子供は、昔、学校でイジメを苦に自殺してしまったのです。

 

いかがでしょうか?

「運動会」という ひとつの場面の中にも

考えてみると、数え切れないほどの「グリーフ」が隠れていることに気が付きますね?

 

人々は、普段の生活の中で

毎日、何ごともなかったかのような顔をして

必死に生きています。

 

あなたも、そんな一人ですね。

 

 

「グリーフ」というのは、「悲嘆(ひたん)」「嘆き悲しむ気持ち」のことです。

 

失ったこと、なくしたこと、得られなかったこと、

 

そうした「喪失感」への「悲しみ」のことを、「グリーフ」「悲嘆」といいます。

 

 

「グリーフケア」というのは、単純に「死別」への心のケアだけではなく

人間が生きている、その人生の中での

すべての悲しみ・グリーフ(悲嘆)に対するケアのことを言います。

 

アダルトチルドレンは、過去の人生に対するグリーフです。

 

グリーフを癒やすためには、的確な方法とそれぞれの痛みに対しての時間が必要です。

 

カウンセリングを受けたから、翌日から元気!!という程度なら

たぶん、カウンセリングは必要ないと思います。

 

人の心の痛みは、時間をかけて丁寧にケアすることで

徐々に回復していくものなのです。

 

アダルトチルドレンの心の痛みは、何十年もかけて積み重ねられたものです。

 

回復には、それに見合うだけの時間が必要になります。

 

その回復に向かう時間を、あなたのために大切に使うことを心がけてくださいね。

 

 

 

 

 

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