たった2つのことさえ把握できればストレスは消すことができます 【後編】| ストレス解決方法
こんばんは。
心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。
先日の記事「たった2つのことさえ把握できればストレスは消すことができます 」から
今日は、その後編をお話ししたいと思います。
前回の記事で、ストレス解決で把握したい大切なこととは「根拠」と「裏付け」だと
お話しをしました。
「なぜ、あなたは それにストレスを感じるのか?」の
根拠や原因を客観的に知ることが大切だと
お話しをしたのを覚えておられるでしょうか^^?
そのために必要なこと、非常に大切なことは
「その時起きていた現実、事実関係のみをフォーカスすること」
あなたの感情や、感想、気持ちの揺れなどを、一度全部捨てて
ストレスを感じた瞬間のシーンだけを、ただ傍観者として
心の中で映像再現をしてみる、ということでしたね。
今日は、ここから「裏付け」ということについてお話しをしていきます。
前回は、夕食の支度をしていた母親に話を聞いてもらえなかった事例を出しました。
ここで、あなたは「怖い」「寂しい」「悲しい」「落胆」「ショック」などの感情を持ち
「自分の気持ちをわかって欲しかったのに、拒否された気がした」
「慰めて欲しかったのに、期待を裏切られたような気がした」
「やっぱり、母は私のことなんて、どうでもいいのだと思い知らされた」
という考えが、心に浮かびました。
この、ある状態に対して無意識に浮き上がってしまう感情、思考のことを
認知行動療法では「自動思考」といいます。
この自動思考は、昨日今日に急に始まることではなく
過去の経験の積み重ねによって、あなたの心の奥深くに刻み込まれ
すり込まれていった記憶や体験によって生まれてくるものなのです。
「自分の気持ちをわかって欲しかったのに、拒否された気がした」
「慰めて欲しかったのに、期待を裏切られたような気がした」
「やっぱり、母は私のことなんて、どうでもいいのだと思い知らされた」
という「自動思考」が無意識に心に浮かんでしまうというのは
過去に、あなたが そう思わずにはいられない、
いろいろな経験や記憶があったからに他なりません。
もし、これがあなたではなく、あなたの弟さんが
同じシーンの中にいたとしたら
もしかしたら、弟さんは
「ああ、お母さん、きっとまた おばあちゃんから嫌味を言われて機嫌が悪いんだな。
そういうときに関わると八つ当たりされるから、後にするか(・_・)」とか
「ホント、お母さんって料理ニガテだよな~。余裕なさすぎ( ̄_ ̄ i)」など
自分に対してネガティブな気持ちになる発想は
出てこないかもしれません。
なぜ、まったく同じ状況の中にいるのに
あなたは不安や悲しさを感じて、
弟さんはアッサリとお母さんとのやり取りを流せたのでしょうか?
それは、過去の体験や経験によって
あなたの物ごとの見かたやとらえかたが「裏付け」られているからなのです。
ここで注目したいのは、
「あなたは、なぜ そのような思考を持つようになったかの検証」です。
。。大丈夫ですか~? ムズカシくなってしまいましたか~(^▽^;)?
簡単に言うと、 これまでの、あなたの経験や記憶を
もう一度、第三者の目で見直して、
どのような「事柄」があって
その時、どのような「感情」を抱いたから
あなたは、どのような「気持ち」になって
それによって、どのような「行動」を取ったか。
これを、とにかく徹底的に自分で検証していきます。
そうすると、あなたの物ごとに対しての考え方や感じ方には
ある特定の規則やパターンがあることに気付くことができます。
そして、その特定の規則やパターンによって
ストレスが生まれて、心に負担がかかってきているのです。
この心の中のある特定の規則やパターンのことを
「認知の歪み(ゆがみ)」といいます。
歪んでるということは、その歪みを修正してあげれば良いだけなのです。
ストレスを解決する方法は、とても簡単。
心にストレスを生みだす
「根拠」と「裏付け」を明確に把握すること。
たった、これだけです^^
「。。。全然、わからない(><;) 無理(´_`。)」という方は、
どうぞ、こちらへお問い合わせください。
この2つのことができれば、カウンセリングに行かずに済みます。
試してみてくださいね(^-^)ノ
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