あたなは食べ物の好き嫌いがありますか? | 子供の偏食とアダルトチルドレンの関係

こんばんは。

心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

 

あなたは、食べ物の好き嫌いがありますか?

それは、いつ頃からだったか覚えていますか?

 

子供が家庭内で不安を感じる要因のひとつに、

「食事」にまつわるエピソードが、非常に大きな影響を与えることがあります。

 

「食事」というのは、生き物にとっては生死のかかった大切なものです。

人間は、他の動物と同じように生存本能や

種の保存の本能に危機を感じる強さの順に、

強いストレスを感じるようにできています。

 

簡単にいうと、生死に関わる危険の順に

ストレスを感じる順番が決まる、ということです。

 

「食べる」「食事」というものは、食べられなければ死んでしまうワケですから

「食環境の安心が保証されない」という不安が家庭内で継続すると、

子供は自分が生きる環境そのものに不安を抱くようになります。

 

子供の頃の食べ物の好き嫌いというのは

その子なりに、自分にとっての不安を感じる食べ物についての

嫌悪感を示している場合がほどんどなので、

その食べ物に対しての嫌悪感がなくなれば

自然に無理なく食べることができるようになります。

 

この際に、親がしつけのつもりで

「好き嫌いはダメ。何でも残さずに食べなさい!」と叱ると

子供は、生き物・動物としての不安を感じます。

 

自分が生き物・動物として不安を感じて嫌悪して避けた食べ物を

無理強いされてしまうことへの恐怖です。

 

ここで、親がひと言

「どうして嫌いなの?なぜ、食べたくないの?」と質問できれば

意外と、スンナリと親のいらだちは収まるものです。

 

「シイタケを見ると、死んだおじいちゃんのシワシワの唇を思い出すから」

「トマトのタネのジュルジュルが、ゾンビの体液みたいで気持ち悪いから」など

子供の食べ物に対しての好き嫌いは、意外と生き物の生死についての

連想を引き起こす理由が多いのも特徴です。

 

また、そうしたハッキリとした理由が、

まだ子供自身が幼くて、何が不安なのか、なぜ嫌悪感を感じるのかに

子供自身が気がつけていない場合もあります。

 

食べ物の好き嫌いは、親が無理強いしなくても

いずれ本人が自分で解決しようと気持ちを向けるものですし

 

なんとか食べさせようと、いろいろ料理法を工夫しても

それは、親から子供の価値観や自己への拒否・拒絶にもなり

無言の圧力・抑圧にもつながってしまい

自分の意思を主張することは悪いことであるという

罪悪感を植え付けることにもなってしまいます。

 

こうして、普段の何気ない食卓で

親は無意識に、大切な子供の自己肯定感を

いとも簡単に潰してしまっているのです。

 

あまりにも偏食が多くて親が不安な場合は

一度、医療機関で検査をされてみるのも方法の1つです。

 

「もったいないでしょ!残さず食べなさい!」というのは

ある意味では親の身勝手で

自分が努力して作った愛情を込めた食事なのだから

食べてくれなくては気がすまない、という押し付けになっている場合もあります。

 

食事のメニューは、自分がうれしいメニューか

家族もうれしいメニューか?を、作る前に冷静に考えてみると

親にとっては、余計なストレスがなくて済むと思います。

 

「そんなの、甘やかし過ぎでは?」と、お怒りになる方もあるかもしれませんが

子供を甘やかせる時期なんて、長い人生の中では ほんの一時です。

 

偏食を叱ることに向けるエネルギーを

いろんな美味しいごはんが作れるママになるエネルギーに向ける方が

お互いにストレスなく、幸せかもしれませんね^^

 

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