「心のホームレス 」アダルトチルドレン・サバイバーとして生きる

ごきげんいかがですか。

心理カウンセラーの加納由絵(かのうよしえ)です。

 

上智大学のグリーフケア研究所で講義を受け始めてから半年が過ぎました。

毎回、さまざまな講義を受けます。

さまざまな臨床例に触れます。

 

でも、それらに共通しているテーマは「死」が、ほとんどです。

 

医療現場、介護、ガン、緩和ケア、看取り、自死、

死別、尊厳死、余命、宗教観、災害や犯罪による死など。

 

なかなか私の求める、

アダルトチルドレンや人生に対してのグリーフ(悲嘆)と

共鳴する部分が求められず、

 

「それでも、いつかは。。」と、期待しては肩透かし、ということも。

 

臨床家としては、とても勉強になるので通っていますが

諸々に対して 諦めが悪いのは、

やっぱり、アダルトチルドレンとして生きてきた私の

根っからの性分なのかもしれませんね。

 

まあ、正直言うと、ちょっと寂しい思いもしています。。

「グリーフケア研究所でさえ、理解されないことなのかな?」と。

 

 

さて。

「心のホームレス 」アダルトチルドレン・サバイバーとして生きる

 

私は、現代人の感じているアダルトチルドレンというのは、

「心のホームレス」なのではないかと

この頃、そう思うのです。

 

「帰る家がない」

 

「居場所がない」

 

「安定しない心の漂泊」

 

心の中に「家」がない のです。

 

 

「家」というのは、「家庭」や「家族」というよりも

「安心して呼吸ができる居場所」という意味です。

 

アダルトチルドレン・サバイバーとして生きてきた私たちは、

「心のホームレス」であり、「心の孤児」でした。

自分で居られる場所や、自分を出せる場所を

生まれたときから、知りませんでした。

 

言葉を覚えるよりも先に、

親の感情を読み取る習性がついていました。

 

愛情を得られなければ、生き延びることができないから。

 

「生存本能」です。

 

理屈ではなく、「生きるため」に、自分を消しました。

 

「自分」が現れそうになると、必死でフタをし続けました。

 

そして、気がついたときには

「自分」が、わからなくなっていました。

 

「あなたは、どう思うの?」と質問されると

どう答えたら、相手は満足してくれるだろうか?と

それを最優先に考えてきました。

 

「答えたくもない!!」 

間違っても、そんな返事はしませんでした。

 

 

私は、高校受験の際に、両親から志望校を出せと言われて

担任教師と相談した希望校名を告げましたが

ものの見事に、オール却下。

 

父は、志望校の願書を書くどころか破り捨てて

結局、私は両親が決めた高校だけを受験しました。

 

不本意な、父が決めた女子校生活を送る中で

「私は、誰のために生きているのか?」と

毎日、ただ それだけを思っていました。

 

お金持ちの家庭の娘が通う田舎の女子校。

私は大嫌いでした。

友人を1人も作らず、図書館に こもって毎日を過ごし

そんな生活を続けている自分自身に嫌悪感を抱いていました。

 

 

社会人になってからも、やはり私は不安定で

OD(過量服用)や自殺未遂も繰り返しました。

 

 

介護施設で、難病で、今際の際(いまわのきわ)だった父が

何度も「由絵には、かわいそうなことをした」と言っていたそうですが

私の父への気持ちは、何も ありませんでした。

 

もう、父に対する感情は、何も持っていなかったのです。

 

憎しみも、恨みも、怒りも、恐れも、何もありませんでした。

 

 

両親への無関心。 完全な気持ちの断絶感。

 

冷めた恋愛と同じ。 

 

みんな、終わっていました。

 

 

死にかけている、1人の気の毒な男性老人と

その横で、自分を過剰に哀れんでいる老人の妻。

 

ただ、それしか感じられなくなっていました。

 

私の心の中には、「父」も「母」も「家」も、

もう とっくに存在しなくなっていました。

 

それを、人から、どんなに「恩知らず」と罵られてもです。

 

 

 

 

アダルトチルドレン・サバイバーとして生き続けること。

 

いつか、生きづらさからは解放されます。 確実に。

 

 

ただ、そのためには、過去の自分の人生に対して

自分なり「折り合い」つけなければなりません。

 

私は、その方法を知らなかったから

たくさん傷付いて、傷付けて、たくさんの人たちを犠牲にして

取り返しのつかないことを、たくさん重ねてきました。

 

何度も死にかけて、結局 死に切れなくて

情けないほど、デタラメで、ただ もがいて

 

とても長い時間をかけて、やっと

「そういうことだったんだな」って

自分の人生に「折り合い」をつけることができました。

 

 

少しずつですが、本当に少しずつですが

それでも、ある時、ある瞬間に

「ストン」っと、腑に落とせる瞬間があります。

 

そのとき、あなたは光を感じるのかもしれないし

誰かの声を聞くのかもしれないし

何か懐かしいにおいを思い出すかもしれない。

 

「あなたなりの、自分の人生との折り合いのつけ方」

 

 

それが、アダルトチルドレン・サバイバーとして生きる、あなたに

最も必要で大切なものです。

 

 

それができると、人生は、あなたを「生きづらさ」から解放してくれます。

 

 

 

 

その方法は、こちらのメルマガでご紹介しています。

 

7日間、ためしてみてください。

 

ご感想をお待ちしています。

 

 

 

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コメント

    • 舞嶺
    • 2016年 11月 10日

    SECRET: 0
    PASS:
    いつも興味深くブログ拝見しております。
    メルマガが気になるのですがリンクが貼られていないようで、ページに飛べません。
    ご確認いただけますでしょうか。
    宜しくお願い致します。

  1. SECRET: 0
    PASS:
    今、公開講座が終わって帰宅途中です。
    受験するにあたって、私のメンタルのことを研究所に報告しなければ…
    うーん、おっしゃることが分かります。
    もっと根っこのグチャグチャした部分を見つめないと…
    本当の意味での共感や寄り添いは出来ないよ!という感じですよね?
    違っていたらすみません。
    全ての人がアダルトチルドレンではないからかもしれませんが…
    親との信頼関係がないという悲嘆を取り上げてほしい感じですよね?

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >舞嶺さん
    コメントありがとうございます。
    ご指摘いただいて、ありがとうございます。
    メルマガのリンク、修正できています^^
    どうぞ、ご活用ください。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >メルシーさん
    こんばんは。コメントありがとうございます。
    私は、今期の公開講座は日程の関係で受講していないのです。
    グリーフやスピリチュアルケアという枠組みを
    もう一度自分なりに考え直す良い機会かなとも感じています。
    寒くなってきましたね。
    公開講座は夜遅いですし、どうぞお体にお気をつけて^^

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